特許
J-GLOBAL ID:201903001909067307
熱可塑性樹脂組成物及びその成形品
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
稲葉 良幸
, 大貫 敏史
, 江口 昭彦
, 内藤 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-107673
公開番号(公開出願番号):特開2019-019311
出願日: 2018年06月05日
公開日(公表日): 2019年02月07日
要約:
【課題】優れた耐衝撃性、光沢を有する成形品が得られる熱可塑性樹脂組成物を得る。【解決手段】ゴム質重合体からなる幹ポリマーと、グラフト鎖とを有するグラフト共重合体(A)と、シアン化ビニル系単量体単位を含む重合体を含有する熱可塑性樹脂(B)とを含有し、 (A+B)に対し(A)10〜60質量%、(B)90〜40質量%、ゴム質重合体は質量平均粒子径が0.20〜0.50μm未満であるゴム質重合体(a1)と、0.10〜0.20μm未満であるゴム質重合体(a2)との双峰性の粒子径分布を有し、(a1+a2)に対し(a1)20〜80質量%、(a2)80〜20質量%、(a1)の粒子径分布における「(d84%-d16%)/2」が0.01以上0.07未満、(a2)の粒子径分布における「(d84%-d16%)/2」が0.01〜0.07未満、(a1)及び(a2)の質量平均粒子径の差が0.10〜0.25μm未満である熱可塑性樹脂組成物。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ゴム質重合体からなる幹ポリマーと、その幹ポリマーにグラフト重合したグラフト鎖と、を有するグラフト共重合体(A)と、
シアン化ビニル系単量体単位を含む重合体を含有する熱可塑性樹脂(B)と、
を、含有する熱可塑性樹脂組成物であって、
前記グラフト共重合体(A)と前記熱可塑性樹脂(B)の合計量に対して、前記グラフト共重合体(A)を10〜60質量%、前記熱可塑性樹脂(B)を90〜40質量%含有し、
前記ゴム質重合体は、質量平均粒子径が、0.20μm以上0.50μm未満であるゴム質重合体(a1)と、質量平均粒子径が、0.10μm以上0.20μm未満であるゴム質重合体(a2)との、双峰性の粒子径分布を有し、
前記ゴム質重合体(a1)と前記ゴム質重合体(a2)の合計量に対して、前記(a1)が20〜80質量%、前記(a2)が80〜20質量%であり、
前記ゴム質重合体(a1)の粒子径分布における、「(d84%-d16%)/2」が、0.01以上0.07未満であり、前記ゴム質重合体(a2)の粒子径分布における、「(d84%-d16%)/2」が、0.01以上0.07未満であり、
前記ゴム質重合体(a1)の質量平均粒子径と、前記ゴム質重合体(a2)の質量平均粒子径の差が0.10μm以上0.25μm未満である、
熱可塑性樹脂組成物。
IPC (3件):
C08L 101/02
, C08L 51/00
, C08F 285/00
FI (3件):
C08L101/02
, C08L51/00
, C08F285/00
Fターム (23件):
4J002BG091
, 4J002BG09W
, 4J002BN212
, 4J002BN21X
, 4J002GG00
, 4J002GQ00
, 4J026AC11
, 4J026AC12
, 4J026AC15
, 4J026AC36
, 4J026BA05
, 4J026BA31
, 4J026DA04
, 4J026DA07
, 4J026DB04
, 4J026DB08
, 4J026DB13
, 4J026DB24
, 4J026DB25
, 4J026DB26
, 4J026FA04
, 4J026FA07
, 4J026GA09
引用特許:
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