特許
J-GLOBAL ID:201903002347661452

クランプ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 英世
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-101828
公開番号(公開出願番号):特開2019-042802
出願日: 2018年05月28日
公開日(公表日): 2019年03月22日
要約:
【課題】 加工対象製品と金型固定に供されてない前面側締板体あるいは後面側締板体との干渉が予測され、取り除く必要が生じた場合に工具等を用いることなく簡単作業で、締板体を取外し、再組付けに際しても同様に行うことが可能な締板体を有するクランプ装置を提供する。【解決手段】 金型の固定、取外しに際し、前面側および後面側締板体2a、2bの双方共、固定、中間位置、開位置を設定する関連機能を各締板体から別機構部に集約し、且つ各締板体を「クランプ装置」の固定支持体に装着する機構を単純化することによって、加工対象製品との干渉を取り除くために干渉する側の締板体を、工具などを用いることなく短時間で取外し、再組付けを可能とし、あるいは一つの締板体を前面側あるいは後面側へと付け替えて共用使用することも可能とすることによって加工対象製品の拡大を可能とし、曲げ加工順序における柔軟性の向上など、生産性の向上にも優れた効果を奏し得る。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
金型(Xa、Xb)を固定支持するための固定支持体(1)と、 該固定支持体(1)の断面両側で、夫々の回動支点(20a、20b)を中心に回動し、金型(Xa、Xb)の係合部に係合することで前面側及び後面側のそれぞれの金型(Xa、Xb)をクランプ可能な前面側及び後面側各締板体(2a、2b)と、 上記前面側及び後面側各締板体(2a、2b)の回動支点(20a、20b)よりクランプ部側に設けられた各弾性体(3a、3b)と、 支え板(102)の溝部に設けられた一方向に進退する進退体(4)および該進退体(4)の進退を直交方向の移動に変換する変換器(5)を設け、且つ該進退体(4)の移動量を適宜調整できつつ、その移動量と弾性体(3a、3b)の反発力によって、前面側締板体(2a)および後面側締板体(2b)を時計方向若しくは反時計方向に回動され、前面側締板体(2a)および後面側締板体(2b)によって金型(Xa、Xb)を金型固定、若しくは金型取外しを行うことが可能なクランプ装置において、 固定支持体(1)の前面側および後面側の双方に、底部に段差を有する矩形状の溝(11a、11b)を設け、一方前面側締板体(2a)及び後面側締板体(2b)の双方には、下面に段差を有するサドル(21a、21b)を一体的に設け、且つこれらの段差部を相互にかみ合わせることにより、該かみ合い部をもって前面側締板体(2a)および後面側締板体(2b)の回動支点(20a、20b)を構成すると共に、これらの構成に加えて、自身を適宜回動することにより、上記のかみ合いの離脱を規制して、上記段差部によるかみ合いを外すことを可能とし、該かみ合いを外すことによって固定支持体(1)から前面側締板体(2a)もしくは後面側締板体(2b)を取外し、あるいは再度かみ合わせを行った後、自身を適宜回動することにより前面側締板体(2a)もしくは後面側締板体(2b)の回動支点(20a、20b)を再構成することを可能とする脱着ピン(24a、24b)を設けたことを特徴とするクランプ装置。
IPC (2件):
B21D 5/02 ,  B21D 37/14
FI (2件):
B21D5/02 F ,  B21D37/14 H
Fターム (5件):
4E050FA02 ,  4E050FB01 ,  4E063AA01 ,  4E063BA07 ,  4E063DA14
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 型取付装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2013-223997   出願人:有限会社ティワイアソシエイツ, 株式会社アイ・ケイ・ディー

前のページに戻る