特許
J-GLOBAL ID:201903002440737132
車両用制動力制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-165064
公開番号(公開出願番号):特開2019-069756
出願日: 2018年09月04日
公開日(公表日): 2019年05月09日
要約:
【課題】上流圧を制動力発生装置へ供給することができるが、制動圧を減圧することはできない特定の異常が下流制動アクチュエータに生じている場合に、上流圧の制御によって車輪の制動スリップが過大になる虞を低減する。【解決手段】四輪に共通の上流圧を発生する上流制動アクチュエータと、上流圧を使用して四輪の制動力発生装置へ供給される制動圧を個別に制御する下流制動アクチュエータとを有し、二つのアクチュエータを制御する制御装置は、下流制動アクチュエータが異常で、制動力発生装置へ上流圧を供給することはできるが、何れかの車輪の制動圧を正常に制御することができないときには、左右前輪の制御モードのうちの増圧側のモード及び左右後輪の制御モードのうちの増圧側のモードを選択し、選択した二つの制御モードのうちの減圧側のモードを所定の制御モードとして選択し、上流圧を所定の制御モードにて制御する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
運転者の制動操作により駆動されるマスタシリンダ装置を含み、左右前輪及び左右後輪に共通の上流圧を発生する上流制動アクチュエータと、前記上流圧を使用して左右前輪及び左右後輪の制動力発生装置へ供給される制動圧を個別に制御する下流制動アクチュエータと、前記上流制動アクチュエータ及び前記下流制動アクチュエータを制御する制御装置と、を有し、
前記制御装置は、何れかの車輪についてアンチスキッド制御の開始条件が成立すると、アンチスキッド制御の終了条件が成立するまで、当該車輪の制動スリップの度合が所定の範囲内になるよう前記下流制動アクチュエータを増圧モード、保持モード及び減圧モードの制御モードにて制御すると共に、当該車輪以外の車輪の制動圧が運転者の制動操作量に応じた値になるように前記下流制動アクチュエータを非制御モードにて制御するよう構成された、
車両用制動力制御装置において、
前記上流制動アクチュエータは、前記上流圧を増圧モード、保持モード、減圧モード及び非制御モードの制御モードにて制御し、前記非制御モードにおいては前記マスタシリンダ装置内の圧力を前記上流圧とするよう構成されており、
前記制御装置は、前記上流制動アクチュエータから各車輪の制動力発生装置へ上流圧を供給することはできるが、何れかの車輪の制動力発生装置へ供給される制動圧を減圧することができない特定の異常が前記下流制動アクチュエータに生じているときには、増圧側の制御モードの選択においては、増圧モード、保持モード、減圧モード及び非制御モードの順に選択の優先順位が高く、減圧側の制御モードの選択においては、減圧モード、保持モード、増圧モード及び非制御モードの順に選択の優先順位が高いとして、左右前輪の制御モードのうちの増圧側の制御モード及び左右後輪の制御モードのうちの増圧側の制御モードを選択すると共に、選択した二つの制御モードのうちの減圧側の制御モードを所定の制御モードとして選択し、前記上流圧が前記所定の制御モードにて制御されるように前記上流制動アクチュエータを制御するよう構成された、
車両用制動力制御装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (35件):
3D049BB03
, 3D049HH10
, 3D049HH27
, 3D049HH31
, 3D049HH35
, 3D049HH39
, 3D049HH41
, 3D049HH47
, 3D049HH48
, 3D049HH53
, 3D049QQ04
, 3D049RR01
, 3D049RR04
, 3D246BA02
, 3D246DA01
, 3D246GA01
, 3D246GB01
, 3D246GB05
, 3D246GC14
, 3D246HA13A
, 3D246HA43A
, 3D246HA45A
, 3D246HA46A
, 3D246HA64A
, 3D246HA72A
, 3D246HA86B
, 3D246JB02
, 3D246JB12
, 3D246JB22
, 3D246JB28
, 3D246JB33
, 3D246JB36
, 3D246LA33Z
, 3D246MA03
, 3D246MA11
引用特許:
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