特許
J-GLOBAL ID:201903003271372860

生体吸収性ステント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 杉本 修司 ,  野田 雅士 ,  堤 健郎 ,  小林 由佳 ,  中田 健一 ,  金子 大輔 ,  谷口 洋樹
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2018002669
公開番号(公開出願番号):WO2018-143115
出願日: 2018年01月29日
公開日(公表日): 2018年08月09日
要約:
十分な強さを有し、堅牢性に優れると共に高い柔軟性を有し、拡張性に優れる生体吸収性ステントが提供される。略直線部と略円弧部とを備え、軸方向に沿って一端部に開口した略U字形状を有する複数のセルが連結された第一の管状ユニットと、該第一の管状ユニットと同一形状で、かつ第一のセルと相対する方向に開口した略U字形状を有する第二の管状ユニットがステントの中心軸を取り囲むように順番に複数配置され、隣接する管状ユニットの複数の相対するセル同士の中の一部のセル同士の略直線部に連結部材が連結されるとともに、セル円弧頂部の幅(wT)とセル略直線部の幅(wS)との比、セル高さ(h)とセル幅(w)との比を、ステント拡張時の最大主応力(σmax)がセル構成材料の引張強さ(S)よりも小さくなるように選択することを特徴とする生体吸収性ステント。
請求項(抜粋):
略直線部と略円弧部とを備え、軸方向に沿って一端部に開口した略U字形状を有する複数のセルが連結された第一の管状ユニットと、前記第一の管状ユニットと同一形状で、かつ第一のセルと相対する方向に開口した略U字形状を有する第二の管状ユニットがステントの中心軸を取り囲むように順番に複数配置され、隣接する管状ユニットの複数の相対するセル同士の中の一部のセル同士の略直線部に連結部材が連結されるとともに、略U字形状のセルの円弧頂部の幅(wT)と同セルの略直線部の幅(wS)との比が下記式(1)で示される範囲内にあり、前記セルの隣接する山谷間の高さ(h)と前記セルの山谷間の幅(w)との比が下記式(2)で示される範囲内にあり、かつ、拡張時最大主応力(σmax)が下記式(3)で示される範囲内になるように選択されており、前記第一および第二管状ユニットを構成する全てのセルは生体吸収性金属を含むことを特徴とする生体吸収性ステント。 1.1<セル円弧頂部の幅(wT)/セル略直線部の幅(wS)<1.5 ...(1) 0.12<セルの高さ(h)/セルの幅(w)<1.3(公称径時) ...(2) ステント拡張時最大主応力(σmax)<セル構成材料の引張強さ(S) ...(3)
IPC (1件):
A61F 2/915
FI (1件):
A61F2/915
Fターム (10件):
4C267AA44 ,  4C267AA47 ,  4C267BB12 ,  4C267BB26 ,  4C267BB40 ,  4C267CC08 ,  4C267GG23 ,  4C267GG43 ,  4C267HH04 ,  4C267HH08

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