特許
J-GLOBAL ID:201903003376776184
体外での肺補助のための方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
紺野 昭男
, 井波 実
, 伊藤 武泰
, 田村 慶政
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-545683
公開番号(公開出願番号):特表2018-538118
出願日: 2016年11月18日
公開日(公表日): 2018年12月27日
要約:
本発明は、一般的に、体外での肺補助に適した方法に関する。この方法は、血液と、半透膜によって分離された透析液とを接触させることを含む。酸素は、血液と、半透膜によって分離された透析液とを接触させる前に、血液および/または透析液に導入される。この方法は、汎用性があり、血液の酸素化と、二酸化炭素、重炭酸イオンおよび水素カチオンから選択される血液中で発生する少なくとも1つの望ましくない物質の血液からの除去を可能にする。これにより、本発明は、体外での接触工程でホールデイン効果を利用する。望ましくない物質を、半透膜を通って透析液へと効率的に運ぶことができる。従来技術の体外での二酸化炭素除去方法(ECCO2R)とは対照的に、本発明は、状態および必要性に応じて、透析液のpHおよび緩衝能を調節することができ、この透析液および/または血液に流体を加え、体外での回路で血液から物質を除去することができる、汎用性の高い透析液を使用する。本発明は、透析液の再生およびリサイクル、したがって、その反復使用のための再生およびリサイクルも提供する。本発明は、肺不全または肺障害を患うヒトまたは動物被験体を治療するのに適している。
請求項(抜粋):
血液を酸素化するための方法であって、
(i)酸素を血液および/または透析液に導入する工程であって、
前記透析液は、pHがpH6.8〜pH11の範囲にあり、
前記透析液は、アルブミン、好ましくは10〜60g/lのアルブミンを含んでなるものであり、
これによって、酸素を豊富に含む血液および/または酸素を豊富に含む透析液を生成する工程と、
(ii)前記血液と前記透析液とを半透膜を介して接触させる工程と
を含んでなる、方法。
IPC (1件):
FI (3件):
A61M1/16 107
, A61M1/16 183
, A61M1/16 163
Fターム (15件):
4C077AA03
, 4C077BB06
, 4C077CC01
, 4C077EE01
, 4C077EE03
, 4C077HH02
, 4C077HH03
, 4C077HH12
, 4C077HH13
, 4C077HH20
, 4C077JJ02
, 4C077JJ03
, 4C077JJ15
, 4C077JJ16
, 4C077JJ22
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
酸素濃度を高めた透析液
公報種別:公開公報
出願番号:特願2011-096646
出願人:サンセラミックス株式会社
-
透析液再生ユニット
公報種別:公表公報
出願番号:特願2010-536324
出願人:ヘパウォッシュゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツング
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