特許
J-GLOBAL ID:201903003690492115

マイクロ混合器を用いた高圧二酸化炭素による液液抽出方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-166072
公開番号(公開出願番号):特開2019-042640
出願日: 2017年08月30日
公開日(公表日): 2019年03月22日
要約:
【課題】連続的かつ工業的に成立し得る高速液液抽出プロセスの提供。【解決手段】原料水溶液が高圧環境に連続供給され、別途高圧二酸化炭素が高圧環境に連続供給され、それぞれの高圧流体がマイクロ混合器により混合される。混合後の流体は任意の滞留時間を有する滞留管を経て、混合器及び滞留部の圧力を制御する第1圧力制御弁を通過し、流体を減圧して分離器に供給される。分離器内では上部から高圧二酸化炭素と抽出対象物が排出されるよう圧力を制御する第2圧力制御弁を与えられる。第2圧力制御弁で減圧後、高圧二酸化炭素中に溶解する抽出対象物が析出することを抑制する析出抑制流体を第2圧力制御弁の上流で混合し、分離器内の液面レベルを検知する液面検知手段を分離器に与える。また分離器の液面レベルを一定とするように分離器の下部にレベル制御弁を有して下部から抽出後の水溶液を排出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
原料水溶液中に含まれる抽出対象物である有価物を高圧二酸化炭素で液液抽出する方法であって、 前記原料水溶液を高圧環境に連続供給するとともに別途高圧二酸化炭素を前記高圧環境に連続供給しそれぞれの高圧流体をマイクロ混合器により混合し混合後の流体を任意の滞留時間だけ滞留させる滞留管を経て前記マイクロ混合器及び前記滞留管の圧力を制御する第1圧力制御弁を通過させ、 前記第1圧力制御弁を経て減圧された流体を分離器に供給するとともに前記分離器内で上部から高圧二酸化炭素と抽出対象物を排出し前記分離器の上部に前記分離器の圧力を制御する第2圧力制御弁を通過させ、 前記第2圧力制御弁で減圧された後での高圧二酸化炭素中に溶解する抽出対象物の析出を抑制する析出抑制流体を前記第2圧力制御弁の上流で混合し、前記分離器内の液面レベルを検知する液面検知手段を前記分離器に与え前記分離器の液面レベルを一定にするようにしつつ前記分離器の下部にレベル制御弁を与えて下部から抽出後の水溶液を排出することを特徴とするマイクロ混合器を用いた高圧二酸化炭素による液液抽出方法。
IPC (2件):
B01D 11/00 ,  C01B 32/50
FI (2件):
B01D11/00 ,  C01B32/50
Fターム (23件):
4D056AB12 ,  4D056AC24 ,  4D056BA16 ,  4D056CA06 ,  4D056CA11 ,  4D056CA13 ,  4D056CA17 ,  4D056CA18 ,  4D056CA33 ,  4D056CA34 ,  4D056CA36 ,  4D056CA39 ,  4D056CA40 ,  4D056DA02 ,  4D056DA10 ,  4G146JA02 ,  4G146JB10 ,  4G146JC18 ,  4G146JC19 ,  4G146JC20 ,  4G146JC34 ,  4G146JC36 ,  4G146JC40
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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引用文献:
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