特許
J-GLOBAL ID:201903004147555510

粒子分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 高島 一 ,  土井 京子 ,  鎌田 光宜 ,  田村 弥栄子 ,  當麻 博文 ,  赤井 厚子 ,  戸崎 富哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-170457
公開番号(公開出願番号):特開2019-053058
出願日: 2018年09月12日
公開日(公表日): 2019年04月04日
要約:
【課題】シリンジ装置を吸引ポンプとして用いながらも、より誤差の少ない粒子分析が可能な粒子分析装置を提供すること。【解決手段】本発明の粒子分析装置では、先ず、測定チャンバー10内の試料液Y1を吸引するシリンジ装置20のシリンダー内に、予め所定容積V2を持った負圧(圧力P2)の内部空間S2が形成され、次に、該負圧が測定チャンバー内に印加されて試料液Y1が吸引され、測定用流路11において粒子X1の測定が行われる。制御装置は、該測定で得られた測定信号から粒子分析値Aを演算する。該粒子分析値Aは、圧力P2の吸引力で得られたものであり、制御装置は、さらに、該粒子分析値Aを、前記圧力P2と、前記内部空間S2について予め定められた標準圧力Psとに基づいて補正する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
試料液中の粒子を分析する粒子分析装置であって、当該粒子分析装置は、 前記粒子を含んだ前記試料液を収容するための測定チャンバーと、 前記測定チャンバーに接続された測定用流路と、 前記試料液に含まれた粒子が該測定用流路を通過するときに該粒子に関する測定信号を出力する粒子測定装置と、 前記測定用流路の出口端部側に一方の端部が接続された接続用管路と、 前記接続用管路に設けられた第1の開閉機構と、 前記接続用管路の他方の端部に接続されたシリンジ装置と、 前記シリンジ装置に接続され、該シリンジ装置のシリンダー内に形成される内部空間を大気開放する第2の開閉機構と、 前記内部空間内の圧力を測定するための圧力測定部と、 制御装置とを有し、 前記制御装置は、 第1の開閉機構を閉じさせかつ第2の開閉機構を開かせて、前記シリンジ装置のピストンを所定の前進位置L1に移動させ、次いで、第2の開閉機構を閉じさせて、前記ピストンを所定の後退位置L2に移動させ、前記シリンダー内に所定の容積V2を有する負圧の内部空間S2を形成させる、第1動作制御部と、 前記負圧の内部空間S2内の圧力P2の測定値を前記圧力測定部から受け入れる、圧力値受入れ部と、 前記負圧の内部空間S2が形成された状態で、第1の開閉機構を開かせ、該負圧にて測定チャンバー内の試料液を測定用流路を通して吸引させ、前記粒子測定装置に粒子の測定を開始させる、第2動作制御部と、 前記粒子測定装置から得られる測定信号に基づいて、前記圧力P2での吸引の結果としての粒子分析値Aを求める、第1演算部と、 前記粒子分析値Aを、前記圧力P2と、前記内部空間S2に関して予め定められた標準圧力Psとに基づいて補正する演算を行う、第2演算部とを有する、 前記粒子分析装置。
IPC (2件):
G01N 15/12 ,  G01N 15/14
FI (2件):
G01N15/12 C ,  G01N15/14 E
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 血球計数装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-323288   出願人:株式会社堀場製作所
  • 分析装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-017382   出願人:株式会社日立ハイテクノロジーズ
  • 自動分注装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-175568   出願人:アロカ株式会社
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