特許
J-GLOBAL ID:201903004702527862

既設構造物の補強装置および付帯設備取付装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 久門 享 ,  久門 保子
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-206306
特許番号:特許第6591026号
出願日: 2018年11月01日
要約:
【課題】既存構造物のアングル材に容易に取り付けられる補強装置、および付帯設備を取り付けることもできる付帯設備取付装置を提供する。 【解決手段】アングル材12の両辺を外側から挟持する2つのバンド部材と、アングル材12の両辺が形成する角度を二分するようにアングル材12の内側角部から離間する方向に延在して配置されるバンド補助部材と、バンド補助部材の延在端部と各バンド部材の一端部とを結合する結合用ボルト・ナット304と、各バンド部材の他端部を互いに接近する方向に締め付けてアングル材12に一体に固定する締め付け用ボルト・ナット305とを有する既設構造物の補強装置30において、結合用ボルト・ナット304および締め付け用ボルト・ナット305は、バンド部材の一端部および他端部に、それぞれ複数組配置する構成とはせずに、それぞれ1組のみ配置する。 【選択図】図23
請求項(抜粋):
【請求項1】 断面がL形を呈する両辺を有するアングル材を用いて構成されている既設構造物の補強装置であって、 前記補強装置は、 前記アングル材の両辺をそれぞれの外側面側から挟持するように配置される2つのバンド部材と、 前記アングル材の内側に該アングル材の両辺が形成する角度を二分するように前記アングル材の内側角部から離間する方向に延在して配置されるバンド補助部材と、 前記アングル材から突出する前記バンド補助部材の延在端部と、前記各バンド部材の一端部とを結合する結合用ボルト・ナットと、 前記アングル材の両辺が形成する外側角部側で前記各バンド部材の他端部を互いに接近する方向に締め付けることにより前記各バンド部材を前記アングル材の辺の外側面に沿い摺接させながら前記外側角部側へ移動し、前記バンド補助部材の端縁を前記アングル材の内側角部に押圧することにより前記バンド補助部材を前記アングル材に一体に固定する締め付け用ボルト・ナットと、 を有する既設構造物の補強装置において、 前記結合用ボルト・ナットおよび前記締め付け用ボルト・ナットは、前記バンド部材の前記一端部および前記他端部に、それぞれ複数組配置する構成とはせずに、それぞれ1組のみ配置するようにし、 前記バンド部材の外面には補強用リブが設けられており、 前記補強用リブは、前記2つのバンド部材の上部または下部のいずれか一方に設けられており、 前記補強用リブは、前記2つのバンド部材を組み合わせて前記アングル材に取り付けた時に前記2つのバンド部材の補強用リブが互いに上下異なる側に位置するようにした ことを特徴とする既設構造物の補強装置。
IPC (2件):
E04G 23/02 ( 200 6.01) ,  E04H 12/10 ( 200 6.01)
FI (2件):
E04G 23/02 D ,  E04H 12/10 Z
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 山形鋼の補強装置及び山形鋼の補強施行方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2013-008567   出願人:株式会社アイ・ティ・シ・コンサルティング
  • 補強金物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-161877   出願人:石井桂吾
  • 特公昭61-019786
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