特許
J-GLOBAL ID:201903005157395577

加熱シリンダの支持機構に特徴を有する射出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 杉谷 嘉昭 ,  杉谷 裕通
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-217899
特許番号:特許第6605113号
出願日: 2018年11月21日
要約:
【課題】金型タッチにおける加熱シリンダの座屈による変形の虞がなく、加熱シリンダの捻れに対する強度の問題がなく、加熱シリンダとこれを支持する支持フレームの間において熱応力による破損の虞がない、射出装置を提供する。 【解決手段】加熱シリンダ(2)をその長手方向の中央近傍において軸方向への移動と回転とが規制されるよう支持フレームに固定する。そしてその後端部は支持機構に支持させる。支持機構は、支持フレームの中間プレート(19)と、これに円周状に等間隔で複数個設けられている爪状のガイドブロック(25)とから構成する。ガイドブロック(25)の間に加熱シリンダ(2)を挿入すると、その後端部が適切に芯出しされる。ガイドブロック(25)は、内側から外方への押力を受けるときそれぞれの位置が半径外方へわずかにずれるスライドが許容されるようにし、熱応力による破損を防止する。 【選択図】図5
請求項(抜粋):
【請求項1】 加熱シリンダと、該加熱シリンダ内で軸方向と回転方向に駆動可能に設けられているスクリュと、前記加熱シリンダを支持する支持フレームとからなる射出装置であって、 前記加熱シリンダはその長手方向の中央近傍において軸方向への移動と回転とが規制されるよう前記支持フレームの所定の部材に固定されており、そしてその後端部において前記支持フレームの所定の支持機構に支持されており、 前記支持機構は前記支持フレームを構成している中間プレートと、該中間プレートの一方の面に円周状に等間隔で複数個設けられている爪状のガイドブロックとからなり、該複数個のガイドブロックから構成される内側の空間に前記加熱シリンダの後端部が挿入されており、 前記複数個のガイドブロックは、前記内側から外方への押力を受けるときそれぞれの位置が半径外方にずれるスライドが許容されていることを特徴とする射出装置。
IPC (2件):
B22D 17/20 ( 200 6.01) ,  B29C 45/46 ( 200 6.01)
FI (3件):
B22D 17/20 F ,  B22D 17/20 J ,  B29C 45/46
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

前のページに戻る