特許
J-GLOBAL ID:201903005264314644

蒸気タービン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 松沼 泰史 ,  伊藤 英輔 ,  橋本 宏之 ,  古都 智 ,  鎌田 康一郎 ,  長谷川 太一
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-533332
特許番号:特許第6603971号
出願日: 2016年08月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】軸線を中心として回転するロータ軸と、 前記ロータ軸を回転可能に覆うケーシングと、 前記ロータ軸の径方向外側に固定され、前記軸線が延びる軸方向に並んでいる複数配置される動翼列と、 前記ケーシングに固定され、複数の前記動翼列毎に、前記動翼列の前記軸方向における上流側に隣接して配置される静翼列と、を備え、 前記動翼列の動翼及び前記静翼列の静翼として、蒸気タービン翼を有し、 前記蒸気タービン翼は、主蒸気の流れるように前記ロータ軸の回りに形成された蒸気主流路内に配置され、凹面状の正圧面と凸面状の負圧面とが前縁と後縁とを介して連続してなる翼型断面を有する翼本体を備え、 前記翼本体は、 前記翼型断面と交差する翼高さ方向に延びるように内部に形成され、前記正圧面及び前記負圧面が曝されている主蒸気よりも圧力の高い蒸気を流通させる第一流路と、 前記第一流路を流通する前記蒸気を前記負圧面に形成された負圧面開口孔から噴出させる第二流路とが形成され、 前記翼本体は、前記動翼列と、前記動翼列の上流側に隣接配置されている前記静翼列との組で構成される複数の段のうち、最も下流側に配置されている最終段及び最終段のひとつ上流側の段のみに設けられ、 前記負圧面開口孔は、前記ロータ軸の径方向における前記翼本体の中心位置よりも径方向内側に形成され、 前記負圧面開口孔は、上流側に配置された翼本体の方が前記ロータ軸に近い位置に形成され、 前記ケーシングには、前記複数の段のうち、最も上流側に配置されている調速段の前記静翼列と前記動翼列との隙間によって、前記蒸気主流路と繋がったシール空間と、前記静翼列に設けられた前記翼本体の前記第一流路と外部とを繋ぐケーシング蒸気流路とが形成され、 前記ロータ軸には、前記動翼列に設けられた前記翼本体の前記第一流路と前記シール空間とを繋ぐロータ蒸気流路が形成されている蒸気タービン。
IPC (2件):
F01D 5/14 ( 200 6.01) ,  F01D 9/02 ( 200 6.01)
FI (2件):
F01D 5/14 ,  F01D 9/02 101
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭58-013105
  • 特開昭63-230904
  • 軸流タービン翼
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-007718   出願人:株式会社東芝
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