特許
J-GLOBAL ID:201903005687105880

重ね溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人あーく特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-100779
公開番号(公開出願番号):特開2019-000906
出願日: 2018年05月25日
公開日(公表日): 2019年01月10日
要約:
【課題】3枚以上の金属板を重ね合わせて溶接する場合に、十分な車体剛性を得ながらも車体の軽量化を図ることが可能な重ね溶接方法を提供する。【解決手段】車体ボディのセンタピラー13を構成する3枚の金属板7,8,9を接合するに際し、これら金属板7,8,9に形成されているフランジ部74,84,92同士を重ね合わせ、ドア開口縁に沿う複数箇所をスポット溶接によって2枚の金属板8,9を接合する。その後、スポット溶接での溶接箇所同士の間の箇所を含む複数箇所で、表面側からレーザ光を照射し且つこのレーザ光によって溶融した2枚の金属板7,8の溶融金属で成る溶融池をレーザ光の走査によって攪拌させて、これら2枚の金属板7,8を接合する。これにより、十分な車体剛性を得ながらも車体の軽量化を図ることが可能となる。【選択図】図9
請求項(抜粋):
車体のドア開口部周りの部材を構成する、車体表面側に位置する表面板と、該表面板の車室内側に隣接する第1の車体構造板と、該第1の車体構造板の車室内側に隣接する第2の車体構造板とを含む3枚以上の金属板を重ね合わせて、これら金属板を一体的に溶接する重ね溶接方法であって、 前記各金属板を重ね合わせた状態で前記第1の車体構造板と前記第2の車体構造板とを、前記ドア開口部の開口縁に沿う複数箇所でスポット溶接によって接合するスポット溶接工程と、 前記スポット溶接工程の後、前記スポット溶接での溶接箇所同士の間の箇所を含む複数箇所で、前記表面板側からレーザ光を照射し且つこのレーザ光によって溶融した前記表面板および前記第1の車体構造板の溶融金属で成る溶融池を前記レーザ光の走査によって攪拌させて、前記表面板と前記第1の車体構造板とを接合するレーザ溶接工程とを行うことを特徴とする重ね溶接方法。
IPC (4件):
B23K 26/21 ,  B23K 11/00 ,  B23K 11/16 ,  B23K 26/082
FI (5件):
B23K26/21 G ,  B23K11/00 570 ,  B23K11/16 ,  B23K26/082 ,  B23K26/21 N
Fターム (12件):
4E168BA02 ,  4E168BA21 ,  4E168BA44 ,  4E168BA57 ,  4E168BA74 ,  4E168BA83 ,  4E168CB04 ,  4E168DA23 ,  4E168DA24 ,  4E168DA28 ,  4E168EA15 ,  4E168EA17
引用特許:
審査官引用 (6件)
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