特許
J-GLOBAL ID:201903006403327302

無線通信システム及び無線通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 志賀国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-247872
公開番号(公開出願番号):特開2019-075814
出願日: 2018年12月28日
公開日(公表日): 2019年05月16日
要約:
【課題】無線通信の基本機能をベースバンド装置に集約したまま無線装置とベースバンド装置とにおける伝送情報量の増加を抑える。【解決手段】ベースバンド装置は、端末局装置へ送信するデータからベースバンド信号のサンプリングデータ列を生成する送信信号処理手段と、端末局装置への送信に用いる時間軸における送信ウエイトベクトルを取得する送信ウエイト取得手段と、送信ウエイトベクトル及びサンプリングデータ列を送信する第1の送信手段とを備え、無線装置は、ベースバンド装置から送信ウエイトベクトル及びサンプリングデータ列を受信する受信手段と、サンプリングデータ列に対してサンプリングデータごとに送信ウエイトベクトルを順次乗算し、乗算結果のベクトルの成分に対応したサンプリングデータをデジタル/アナログ変換を施し、変換により得られたアナログ信号に基づく信号をアンテナ素子から無線信号として送信する無線送信手段とを備える。【選択図】図76
請求項(抜粋):
複数のアンテナ素子を備える無線装置と、前記無線装置を制御するベースバンド装置と、前記無線装置と無線通信する端末局装置と、を備える無線通信システムであって、 前記無線装置は、 前記端末局装置から送信された信号を前記アンテナ素子それぞれを介して受信し、受信した信号から前記アンテナ素子それぞれに対応するベースバンド信号のサンプリングデータ列である受信サンプリング信号ベクトル列を生成する無線受信手段と、 前記端末局装置から送信された既知の信号を前記アンテナ素子それぞれで受信したときの信号に基づいて、複数の前記アンテナ素子のいずれか一つを基準アンテナ素子とし、前記基準アンテナ素子で受信した前記既知の信号と他の前記アンテナ素子で受信した前記既知の信号との所定のサンプル数に亘る相関値を時間領域で算出する相関算出手段と、 前記相関算出手段により算出された前記相関値に基づいて受信ウエイトベクトルを算出する受信ウエイト算出手段と、 前記受信サンプリング信号ベクトル列に対して前記相関算出手段により算出された前記相関値に基づいて算出された前記受信ウエイトベクトルをサンプリングデータごとに順次乗算する乗算手段と、 前記乗算手段により生成した一系統のサンプリングデータ列を前記ベースバンド装置へ送信する第2の送信手段と、 を備え、 前記ベースバンド装置は、 前記受信ウエイト算出手段に対して前記相関値及び前記受信ウエイトベクトルの算出を指示し、前記無線装置から受信した前記一系統のサンプリングデータ列から前記端末局装置が送信したデータを再生する受信信号処理手段、 を備える、 無線通信システム。
IPC (4件):
H04B 7/041 ,  H04B 7/08 ,  H04B 7/045 ,  H04B 7/024
FI (4件):
H04B7/0413 400 ,  H04B7/08 802 ,  H04B7/0452 ,  H04B7/024
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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