特許
J-GLOBAL ID:201903006643290880

回転式圧縮機、および冷凍サイクル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人東京国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-017370
公開番号(公開出願番号):特開2019-132254
出願日: 2018年02月02日
公開日(公表日): 2019年08月08日
要約:
【課題】第二吐出ポートの無効容積による効率低下を抑制し、一方で、冷媒をほとんど昇圧させることなく、単に循環させることが可能な回転式圧縮機、および冷凍サイクル装置を提供する。【解決手段】回転式圧縮機は、シリンダー21と、シリンダー21を閉塞する一対の閉塞板と、シリンダー室に配置される偏心部22を有し、シリンダー室内で偏心回転するローラー28と、ローラー28とともにシリンダー室を吸込室51と圧縮室52とに仕切るベーン部と、を備え、閉塞板は、少なくとも2つの吐出ポート37を有し、第二吐出ポート56は、ベーン部の位置を回転角θ0度として回転軸の回転方向へ回転角θを定義したとき、回転軸の回転角が180度より大きく、210度以下のいずれかの回転角でローラー28によってシリンダー室との接続が断たれる位置に配置されている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
シリンダー室を有するシリンダーと、 前記シリンダーを閉塞する一対の閉塞板と、 前記シリンダー室内に配置される偏心部を有し、かつ前記一対の閉塞板を貫く回転軸と、 前記偏心部に嵌められて前記シリンダー室内で偏心回転するローラーと、 前記ローラーとともに前記シリンダー室を吸込室と圧縮室とに仕切るベーンと、を備え、 前記一対の閉塞板および前記シリンダーのいずれかに形成され、前記シリンダー室で圧縮された作動流体を前記シリンダー室から吐出させる少なくとも2つの吐出ポートを有し、 前記少なくとも2つの吐出ポートは、第一吐出ポート、および第二吐出ポートを含み、 前記第一吐出ポートは、前記第二吐出ポートよりも前記ベーンの近傍に配置され、 前記第二吐出ポートは、前記偏心部の偏心方向が前記ベーンの方向に一致する位置を回転角0度として前記回転軸の回転方向へ回転角を定義したとき、前記回転軸の回転角が180度より大きく、かつ210度以下のいずれかの回転角で前記ローラーによって前記圧縮室との接続が断たれる位置に配置されている回転式圧縮機。
IPC (1件):
F04C 18/356
FI (2件):
F04C18/356 M ,  F04C18/356 V
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • ロータリ圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-004337   出願人:株式会社富士通ゼネラル
  • 密閉型回転式圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-306670   出願人:松下電器産業株式会社
  • スクロール気体圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-026393   出願人:松下電器産業株式会社

前のページに戻る