特許
J-GLOBAL ID:201903007555417770

光学フィルタおよび撮像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人サクラ国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-127411
公開番号(公開出願番号):特開2019-012121
出願日: 2017年06月29日
公開日(公表日): 2019年01月24日
要約:
【課題】分光透過率の入射角依存性を抑制するとともに、可視域の光吸収が少なく高透過率を示す光学フィルタ、および該光学フィルタを備え、撮像画像の色再現性に優れた撮像装置の提供。【解決手段】近赤外吸収剤を含み、波長660〜750nmに吸収極大波長を有し、吸収極大波長の透過率が10〜40%であり、波長600nmの透過率が80%以上、波長650nmの透過率が55%以上の吸収層と、波長720〜1150nmにおいて、入射角0°の光に対する透過率が5%以下となる反射帯を有し、波長680〜750nmにおいて入射角0°の光に対する透過率が50%となる波長が吸収層の特定波長と所定の関係を有し、波長680〜750nmにおいて入射角30°の透過率50%の波長と入射角0°の透過率50%の波長との差が25nm以下である誘電体多層膜からなる反射層と、を有する光学フィルタ。【選択図】図5A
請求項(抜粋):
近赤外吸収剤を含み下記(i-1)〜(i-3)の要件を満たす吸収層と、下記(ii-1)〜(ii-3)の要件を満たす誘電体多層膜からなる反射層と、を有する光学フィルタ。 (i-1)波長420〜1150nmの分光透過率曲線において、波長660〜750nmに吸収極大波長λ(DA_Tmin)を有する。 (i-2)前記波長λ(DA_Tmin)の光の透過率が10〜40%の範囲内である。 (i-3)波長600nmの光の透過率が80%以上であり、波長650nmの光の透過率が55%以上である。 (ii-1)波長720〜1150nmにおいて、入射角0°の光に対する透過率が5%以下となる反射帯を有する。 (ii-2)波長680〜750nmにおいて、入射角0°の光に対する透過率が50%となる波長をλR(0°_T50%)とすると、λSh(DA_T50%)+20nm≦λR(0°_T50%)<λLo(DA_T50%)である。(ただし、λSh(DA_T50%)は、波長650nm〜λ(DA_Tmin)において吸収層の透過率が50%となる波長であり、λLo(DA_T50%)は、波長λ(DA_Tmin)〜1150nmにおいて吸収層の透過率が50%となる波長である。) (ii-3)波長680〜750nmにおいて、入射角30°の光の透過率が50%となる波長をλR(30°_T50%)とすると、前記λR(0°_T50%)とλR(30°_T50%)との差δλRSh(T50%)は、0nm<δλRSh(T50%)≦25nmである。
IPC (3件):
G02B 5/28 ,  G02B 5/22 ,  G02B 5/26
FI (3件):
G02B5/28 ,  G02B5/22 ,  G02B5/26
Fターム (16件):
2H148CA12 ,  2H148CA13 ,  2H148CA17 ,  2H148CA23 ,  2H148CA29 ,  2H148FA05 ,  2H148FA09 ,  2H148FA13 ,  2H148FA18 ,  2H148FA22 ,  2H148FA24 ,  2H148GA04 ,  2H148GA09 ,  2H148GA12 ,  2H148GA33 ,  2H148GA61
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る