特許
J-GLOBAL ID:201903007784352444
画像復号装置および画像復号方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
新居 広守
, 寺谷 英作
, 道坂 伸一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-230170
公開番号(公開出願番号):特開2019-037012
出願日: 2018年12月07日
公開日(公表日): 2019年03月07日
要約:
【課題】ブロックノイズに対する適応度を高めて、より低減させることができるデブロッキングフィルタを用いたフィルタリング処理を行う画像復号装置を提供する。【解決手段】画像復号装置は、デブロッキングフィルタを適用するかを判断する算出部と、デブロッキングフィルタを選択する選択部と、フィルタリングするフィルタ部と、再構築画像を生成する再構築部とを備え、2つの変換単位の一方に含まれる画素値を境界から近い順にP0、P1とし、2つの変換単位の他方に含まれる画素値を境界から近い順にQ0,Q1とすると、P0とQ0との差分値と第1の閾値との大小判定結果、および、P1とP0の差分値およびQ1とQ0の差分値と第2の閾値との大小判定結果を用いてデブロッキングフィルタを適用するかを判断し、第1のフィルタが選択されなかった場合、第2のフィルタが適用されるかを判断する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
符号化ビットストリームから画像を復号する画像復号装置であって、
前記符号化ビットストリームから、前記画像において隣接する2つの変換単位間にデブロッキングフィルタを適用するかどうかを判断する算出部と、
前記判断においてデブロッキングフィルタが適用されると判断された場合、フィルタリング幅の異なる複数のデブロッキングフィルタから1つのデブロッキングフィルタを選択する選択部と、
選択された前記デブロッキングフィルタを用いて、前記2つの変換単位が隣り合う境界をフィルタリングするフィルタ部と、
フィルタリングされた前記2つの変換単位を含む再構築画像を生成する再構築部とを備え、
前記判断において、前記隣接する2つの変換単位の一方に含まれる同一ライン上の画素値を前記境界から近い順にP0、P1とし、前記同一ライン上の前記2つの変換単位の他方に含まれる画素値を前記境界から近い順にQ0,Q1とすると、P0とQ0との差分値と第1の閾値との大小判定結果、および、P1とP0の差分値およびQ1とQ0の差分値と第2の閾値との大小判定結果を用いてデブロッキングフィルタを適用するかどうかを行単位で判断し、
前記選択部では、第1のフィルタが適用されるかどうかを判断し、第1のフィルタが選択されなかった場合、前記第1のフィルタよりもフィルタリング幅の狭い第2のフィルタが適用されるかどうかを判断する、
画像復号装置。
IPC (4件):
H04N 19/117
, H04N 19/136
, H04N 19/176
, H04N 19/82
FI (4件):
H04N19/117
, H04N19/136
, H04N19/176
, H04N19/82
Fターム (19件):
5C159KK03
, 5C159KK08
, 5C159LC09
, 5C159MA04
, 5C159MA05
, 5C159PP25
, 5C159TA69
, 5C159TB08
, 5C159TC02
, 5C159TC27
, 5C159TC28
, 5C159TC42
, 5C159TD05
, 5C159TD06
, 5C159TD12
, 5C159TD15
, 5C159UA02
, 5C159UA05
, 5C159UA16
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (2件)
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改訂三版H.264/AVC教科書, 20090101, 第1版, 第144-148頁
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WD4: Working Draft 4 of High-Efficiency Video Coding
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