特許
J-GLOBAL ID:201903008028623163

局側装置、加入者側装置、光アクセスネットワーク及び帯域割当方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 岡田 宏之 ,  大垣 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-033873
公開番号(公開出願番号):特開2019-149738
出願日: 2018年02月27日
公開日(公表日): 2019年09月05日
要約:
【課題】PONを利用するネットワークにおいて、効率的な低遅延通信を実現する。【解決手段】OLTは、同期状態判別手段、割当時刻最適化手段及び割当回数最適化手段を備える。同期状態判別手段は、各ONUと下位接続装置との同期状態を、完全同期、準同期又は非同期に判別する。割当時刻最適化手段は、完全同期のONUに対して、上りデータの待ち時間が許容遅延時間内に収まるように、割当帯域を割り当てる割当時刻を決定する。割当回数最適化手段は、準同期のONUに対して、割当帯域を割り当てる割当時間帯を決定し、上りデータの待ち時間が許容遅延時間内に収まるように、割当時間帯において割当帯域を割り当てる割当回数を決定する。割当回数最適化手段は、非同期のONUに対して、上りデータの待ち時間が許容遅延時間内に収まるように、1DBA周期全体の時間帯に渡って、割当帯域を割り当てる割当回数を決定する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
光アクセスネットワークにおいて、複数の加入者側装置と接続される局側装置であって、 信号読取部と割当最適化部とを備え、 前記信号読取部は、上り制御信号に含まれる、上りデータが加入者側装置に到着した時刻を示す到着時刻情報、及び加入者側装置に到着した上りデータが加入者側装置から送信されるまでの待ち時間を示す待ち時間情報を読み取り、 前記割当最適化部は、同期状態判別手段、割当時刻最適化手段及び割当回数最適化手段を含み、 前記同期状態判別手段は、前記到着時刻情報に基づき、各加入者側装置と各加入者側装置の下位接続装置との同期状態を、毎動的帯域割当(DBA:Dynamic Bandwidth Allocation)周期において、1DBA周期内の共通の時刻に上りデータが加入者側装置に到着する完全同期、毎DBA周期において、1DBA周期内の共通の時間帯の、ランダムな時刻に上りデータが加入者側装置に到着する準同期、又は毎DBA周期において、1DBA周期全体の時間帯に渡って、ランダムな時刻に上りデータが加入者側装置に到着する非同期に判別し、 前記割当時刻最適化手段は、完全同期の加入者側装置に対して、前記到着時刻情報及び前記待ち時間情報に基づいて、上りデータの待ち時間が、該上りデータに係るサービスの種類に応じた許容遅延時間内に収まるように、割当帯域を割り当てる割当時刻を決定し、 前記割当回数最適化手段は、準同期の加入者側装置に対して、前記到着時刻情報に基づいて割当帯域を割り当てる割当時間帯を決定し、かつ前記待ち時間情報に基づいて、上りデータの待ち時間が、該上りデータに係るサービスの種類に応じた許容遅延時間内に収まるように、前記割当時間帯において割当帯域を割り当てる割当回数を決定し、 前記割当回数最適化手段は、非同期の加入者側装置に対して、前記待ち時間情報に基づいて、上りデータの待ち時間が、該上りデータに係るサービスの種類に応じた許容遅延時間内に収まるように、1DBA周期全体の時間帯に渡って、割当帯域を割り当てる割当回数を決定する ことを特徴とする局側装置。
IPC (2件):
H04L 12/44 ,  H04B 10/272
FI (3件):
H04L12/44 B ,  H04L12/44 200 ,  H04B10/272
Fターム (17件):
5K033AA02 ,  5K033CA12 ,  5K033CB15 ,  5K033DA01 ,  5K033DA15 ,  5K033DB17 ,  5K033DB22 ,  5K102AA63 ,  5K102AA65 ,  5K102AL08 ,  5K102AL12 ,  5K102AM02 ,  5K102AM06 ,  5K102MA01 ,  5K102MB13 ,  5K102RD04 ,  5K102RD28
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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