特許
J-GLOBAL ID:201903008223114249

航海士の心理的特性を用いた船舶の衝突回避方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 井関 勝守 ,  金子 修平 ,  大西 渉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-125553
公開番号(公開出願番号):特開2019-139731
出願日: 2018年06月29日
公開日(公表日): 2019年08月22日
要約:
【課題】海洋事故予防のために航海士の衝突危機に対する心理的特性を用いて船舶の衝突を回避できるように支援する方法を提供する。【解決手段】相対船舶の情報および本船の情報を用いて二隻の船舶間の相対距離(RD)と相対方位(RB)を計算する第1段階と、航海士の衝突危機(CR)知覚を用いて衝突危機水準(CL)を推定し、衝突危機予測モデル(CREM)をモデルリングする第2段階と、船舶領域の距離(DSD)とモデルリングされた衝突危機予測モデル(CREM)を用いた衝突危機水準(CL)を計算する第3段階と、二隻の船舶間に衝突危険があると判断するための衝突危機水準(CL)に該当する心理的な側面の基準値を決定する第4段階と、相対距離(RD)に対する衝突危機水準(CL(RD))と心理的な側面の基準値とを比較して衝突危機水準であることを知らせる衝突危機(CR)警報を発する第5段階とからなる。【選択図】図11
請求項(抜粋):
海技士の衝突危機に対する心理的特性を用いて船舶衝突を回避できるように支援する方法であって、 相対船舶の情報および本船の情報を用いて二隻の船舶間の相対距離(RD)と相対方位(RB)を計算する第1段階と、 航海士の衝突危機(CR)知覚を用いて前記相対距離(RD)と前記相対方位(RB)に対する衝突危機水準(CL)を推定し、推定結果を3次元座標データに変換する衝突危機予測モデル(CREM)をモデルリングする第2段階と、 船舶領域の距離(DSD)と前記モデルリングされた衝突危機予測モデル(CREM)を用いた前記衝突危機水準(CL)を計算する第3段階と、 二隻の船舶間に衝突危険があると判断するための基準距離に該当する空間的な側面の基準値および二隻の船舶間に衝突危険があると判断するための衝突危機水準(CL)に該当する心理的な側面の基準値を決定する第4段階と、 前記相対距離(RD)と前記空間的な側面の基準値とを比較して衝突可能距離であることを知らせる船舶領域(SD)警報を発するか、或いは前記相対距離(RD)に対する衝突危機水準(CL(RD))と前記心理的な側面の基準値とを比較して衝突危機水準であることを知らせる衝突危機(CR)警報を発する第5段階と、からなることを特徴とする航海士の心理的特性を用いた船舶の衝突回避方法。
IPC (2件):
G08G 3/02 ,  B63B 43/18
FI (2件):
G08G3/02 A ,  B63B43/18
Fターム (9件):
5H181AA25 ,  5H181BB04 ,  5H181CC14 ,  5H181FF03 ,  5H181FF22 ,  5H181FF32 ,  5H181LL01 ,  5H181LL02 ,  5H181LL07
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 避航支援装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-172498   出願人:株式会社トキメック, 小瀬邦治, 小林弘明, 寺本定美, 野村士平, 株式会社郵船海洋科学
審査官引用 (1件)
  • 避航支援装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-172498   出願人:株式会社トキメック, 小瀬邦治, 小林弘明, 寺本定美, 野村士平, 株式会社郵船海洋科学

前のページに戻る