特許
J-GLOBAL ID:201903008310557386

鉄系酸化物磁性粉およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 高
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-059506
公開番号(公開出願番号):特開2019-175539
出願日: 2019年03月26日
公開日(公表日): 2019年10月10日
要約:
【課題】粒度分布が狭く、かつ、磁気記録特性に寄与しない微細粒子の含有量が少なく、その結果として保磁力分布が狭く、磁気記録媒体の高記録密度化に適した鉄系酸化物磁性粉の製造方法を提供する。【解決手段】湿式法によりεタイプの鉄系酸化物磁性粉を得た後、当該磁性粉を含むスラリーに、表面改質剤として0.009mol/kg以上1.0mol/kg以下のテトラアルキルアンモニウム塩を添加するとともに、pHを11以上14以下とし、分散処理を施した後に分級することにより粒度分布が狭く、かつ、保磁力分布が狭い鉄系酸化物磁性粉が得られる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
透過電子顕微鏡で測定した平均粒子径が8nm以上30nm以下であり、かつ、粒子径の変動係数が30%以下であるε酸化鉄の粒子からなり、下記で定義するIL/IHの値が0.55以下である、鉄系酸化物磁性粉。 ここでIHは、印加磁場3979kA/m(50kOe)、M測定レンジ0.005A・m2(5emu)、印加磁場変化速度13(kA/m・s)、時定数0.03sec、ウエイトタイム0.8secの条件下で測定して得られたB-H曲線を数値微分して得られる微分B-H曲線において高磁場側に現れるピークの強度である。またILは、前記微分B-H曲線のゼロ磁場における縦軸の切片の強度である。
IPC (6件):
G11B 5/706 ,  H01F 1/11 ,  C01G 49/06 ,  C01G 51/00 ,  G11B 5/714 ,  G11B 5/842
FI (6件):
G11B5/706 ,  H01F1/11 ,  C01G49/06 Z ,  C01G51/00 B ,  G11B5/714 ,  G11B5/842 Z
Fターム (26件):
4G002AA03 ,  4G002AA10 ,  4G002AB04 ,  4G002AD04 ,  4G002AE02 ,  4G048AA03 ,  4G048AB02 ,  4G048AC03 ,  4G048AD03 ,  4G048AE05 ,  5D006BA06 ,  5D006BA08 ,  5D006EA01 ,  5D006FA09 ,  5D112AA05 ,  5D112BB03 ,  5D112BB04 ,  5D112BB06 ,  5D112BB11 ,  5E040AB02 ,  5E040CA06 ,  5E040CA13 ,  5E040HB17 ,  5E040NN06 ,  5E040NN15 ,  5E040NN17
引用特許:
審査官引用 (3件)

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