特許
J-GLOBAL ID:201903009910721984

超高速航空機の熱防護と抵抗軽減システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鷲田 公一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-196027
公開番号(公開出願番号):特開2019-014473
出願日: 2018年10月17日
公開日(公表日): 2019年01月31日
要約:
【課題】超高速航空機の熱防護と抵抗軽減システムに関する。【解決手段】超高速航空機の機体の内部には冷却源(200)と、冷却源駆動装置(100)とが設けられ、機体壁面(310)には複数の微細孔(300)が設けられ、冷却源駆動装置(100)は空気ポンプ(110)と冷却源格納器(210)と緩衝器(150)とを含み、動作時において、空気ポンプ(110)が冷却源格納器(210)に圧縮空気を供給し、冷却源(200)が空気圧力により緩衝器(150)に入り気化され、高圧の気体が微細孔(300)から噴射されて機体外面にガス膜を形成する。当該ガス膜は超高速航空機に対して熱防護を行うことができるとともに、航空機と外気との粘性抵抗を効果的に低減させることができ、熱の壁といった現象の軽減又は解消に寄与することができ、超高速航空機の安全性を向上し、耐用年数を延長することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
超高速航空機の密閉された機体の内部に設けられている冷却源と、冷却源を高圧の気体にして噴射するための冷却源駆動装置と、を含む超高速航空機の熱防護と抵抗軽減システムであって、 前記超高速航空機の機体壁面の少なくとも一部は、冷却源の気体が通過可能な遷移層と、当該遷移層の表面に位置し、複数の微細孔が設けられ、遷移層と機体の外部とを連通するための外面層とを含む積層構造であり、 前記冷却源駆動装置は、 冷却源格納器と、 冷却源格納器と連通する空気ポンプと、 冷却源格納器と連通する緩衝器入口と、機体壁面の遷移層と連通し、遷移層との連通部位にシール弁が設けられている緩衝器出口とを有する緩衝器と、を含み、 動作状態時において、空気ポンプが冷却源格納器に圧縮空気を供給し、冷却源が空気圧力により緩衝器に入り気化され、シール弁が開かれ、気体が緩衝器出口から遷移層に噴入し、外面層の微細孔を介して機体から噴射されてガス膜を形成することを特徴とする超高速航空機の熱防護と抵抗軽減システム。
IPC (6件):
B64C 30/00 ,  B64C 1/00 ,  B64G 1/00 ,  B64G 1/14 ,  B64G 1/12 ,  B64G 1/58
FI (6件):
B64C30/00 ,  B64C1/00 Z ,  B64G1/00 A ,  B64G1/14 ,  B64G1/12 ,  B64G1/58
引用特許:
審査官引用 (1件)

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