特許
J-GLOBAL ID:201903010495451796
油井用低合金高強度継目無鋼管
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
磯村 哲朗
, 熊坂 晃
, 坂井 哲也
, 森 和弘
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-514055
特許番号:特許第6551631号
出願日: 2018年12月06日
要約:
【要約】 特定の合金組成を有するとともに、組成比が下記(1)式および(2)式を満足する長径5μm以上のCaO、Al2O3、MgOを含む酸化物系の鋼中非金属介在物の個数が100mm2当り10個以下であり、組成比が下記(3)式および(4)式を満足する長径5μm以上のCaO、Al2O3、MgOを含む酸化物系の鋼中非金属介在物の個数が100mm2当り30個以下である、降伏強度862MPa以上の高強度を有しつつ、より高い硫化水素ガス飽和環境下における優れた耐SSC性を有する油井用低合金高強度継目無鋼管。
(CaO)/(Al2O3)≦0.25 (1)
1.0≦(Al2O3)/(MgO)≦9.0 (2)
(CaO)/(Al2O3)≧2.33 (3)
(CaO)/(MgO)≧1.0 (4)
ここで(CaO)、(Al2O3)、(MgO)はそれぞれ酸化物系の鋼中非金属介在物中の、CaO、Al2O3、MgOの質量%である。
請求項(抜粋):
【請求項1】 質量%で、
C:0.25〜0.50%、
Si:0.01〜0.40%、
Mn:0.3〜1.5%、
P:0.010%以下、
S:0.001%以下、
O:0.0015%以下、
Al:0.015〜0.080%、
Cu:0.02〜0.09%、
Cr:0.5〜0.8%、
Mo:0.5〜1.3%、
Nb:0.005〜0.05%、
B:0.0005〜0.0040%、
Ca:0.0010〜0.0020%、
Mg:0.001%以下、
N:0.005%以下
を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有し、
組織は、
組成比が下記(1)式および(2)式を満足する長径5μm以上のCaO、Al2O3、MgOを含む酸化物系の鋼中非金属介在物の個数が100mm2当り10個以下、
組成比が下記(3)式および(4)式を満足する長径5μm以上のCaO、Al2O3、MgOを含む酸化物系の鋼中非金属介在物の個数が100mm2当り30個以下であり、
降伏強度が862MPa以上である油井用低合金高強度継目無鋼管。
(CaO)/(Al2O3)≦0.25 (1)
1.0≦(Al2O3)/(MgO)≦9.0 (2)
(CaO)/(Al2O3)≧2.33 (3)
(CaO)/(MgO)≧1.0 (4)
ここで(CaO)、(Al2O3)、(MgO)はそれぞれ酸化物系の鋼中非金属介在物中の、CaO、Al2O3、MgOの質量%である。
IPC (4件):
C22C 38/00 ( 200 6.01)
, C22C 38/32 ( 200 6.01)
, C21C 7/06 ( 200 6.01)
, C21D 8/10 ( 200 6.01)
FI (4件):
C22C 38/00 301 Z
, C22C 38/32
, C21C 7/06
, C21D 8/10 C
引用特許:
前のページに戻る