特許
J-GLOBAL ID:201903010620366461

放射線治療用追跡装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大坪 隆司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-160108
公開番号(公開出願番号):特開2019-037350
出願日: 2017年08月23日
公開日(公表日): 2019年03月14日
要約:
【課題】 被検者の特定部位の視認性が低い場合においても特定部位の位置をマーカレスで追跡することができ、また、テンプレート作成等の事前の作業を省略することが可能な放射線治療用追跡装置を提供する。【解決手段】 制御部30は、DRR画像作成部31と、位相毎位置算出部32と、X線透視画像取得部33と、位相対応部34と、フレーム毎位置算出部35と、ゲーティング部36と、記憶部37とを備える。フレーム毎位置算出部35は、位相対応部34においてX線透視画像に対応付けられたDRR画像と、位相毎位置算出部32により算出された当該DRR画像上における特定部位の位置とに基づいて、複数フレームのX線透視画像上での被検者の特定部位の位置を、フレーム毎に算出する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
被検者の呼吸位相を検出し、前記被検者の特定部位の動きを追跡する放射線治療用追跡装置であって、 治療計画時に作成された前記被検者の連続する複数の呼吸位相における前記特定部位を含む領域の3次元のCT画像データ群からなる4次元CT画像データに対して、X線管とX線検出器との幾何学的透視条件を模擬した仮想的透視投影を行うことにより、前記特定部位を含む複数のDRR画像を、前記被検者の全呼吸位相に対して作成するDRR画像作成部と、 治療計画時に作成された前記被検者の4次元CT画像データ上において登録された前記特定部位の位置に基づいて、前記被検者の呼吸位相毎に、複数のDRR画像上における前記特定部位の位置を算出する位相毎位置算出部と、 前記X線管から照射され前記被検者を通過したX線を前記X線検出器で検出して得たX線透視画像を連続して収集することにより、前記被検者の特定部位を含む複数フレームのX線透視画像を、前記被検者の全呼吸位相に対して取得するX線透視画像取得部と、 前記X線透視画像取得部により取得された複数フレームのX線透視画像に対して、前記DRR画像作成部により前記被検者の呼吸位相毎に作成された複数のDRR画像を、前記被検者の呼吸位相に応じて対応付ける位相対応部と、 前記位相対応部において前記X線透視画像に対応付けられたDRR画像と、前記位相毎位置算出部により算出された当該DRR画像上における前記特定部位の位置とに基づいて、前記複数フレームのX線透視画像上での前記被検者の特定部位の位置を、フレーム毎に算出するフレーム毎位置算出部と、 を備えることを特徴とする放射線治療用追跡装置。
IPC (1件):
A61N 5/10
FI (1件):
A61N5/10 M
Fターム (6件):
4C082AE01 ,  4C082AJ07 ,  4C082AJ08 ,  4C082AP07 ,  4C082AP08 ,  4C082AR02
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る