特許
J-GLOBAL ID:201903012463179655
燃料噴射制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (3件):
矢作 和行
, 野々部 泰平
, 久保 貴則
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-093318
公開番号(公開出願番号):特開2017-201158
特許番号:特許第6544292号
出願日: 2016年05月06日
公開日(公表日): 2017年11月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】 燃料を噴射する噴孔(17a)を開閉させる弁体(12)を電気アクチュエータ(EA)で開弁作動させる燃料噴射弁(10)に適用され、前記電気アクチュエータの作動を制御することで、前記弁体の開弁時間を制御して、前記弁体の1回の開弁で噴射される噴射量を制御する燃料噴射制御装置において、
前記弁体が開弁作動を開始してから最大開弁位置に達する前に閉弁作動を開始することとなるパーシャルリフト噴射を実施する場合に、要求されている前記噴射量である要求噴射量に対応する前記電気アクチュエータへの通電時間を算出する通電時間算出部(S12)と、
前記通電時間算出部により算出された前記通電時間が下限時間以上である場合には前記通電時間を指令通電時間として設定し、前記通電時間算出部により算出された前記通電時間が前記下限時間未満である場合には前記下限時間を指令通電時間として設定する設定部(S14、S15)と、
前記設定部により設定された前記指令通電時間に基づき前記電気アクチュエータへ通電する通電制御部(S16)と、
前記パーシャルリフト噴射を実施した場合の、実際に噴射された前記噴射量である実噴射量と相関のある物理量を検出する検出部(54)と、
前記検出部の検出結果に基づき前記実噴射量を推定する推定部(55)と、
前記推定部により推定された前記実噴射量と前記要求噴射量とのズレ量に基づき、前記下限時間を変更する変更部(S47)と、
を備え、
前記電気アクチュエータは、電磁コイル(13)と、前記電磁コイルへの通電により生じた電磁力により吸引されて移動する可動コア(15)と、を有し、
前記弁体は、前記可動コアと連結され、通電に伴い移動する前記可動コアから開弁力が付与されて開弁作動するものであり、
前記検出部は、
前記電磁コイルへの通電停止後に、前記弁体が前記可動コアとともに閉弁作動することに伴い前記電磁コイルに生じる誘導起電力を検出するものであり、
前記誘導起電力の単位時間当りの増加量が減少し始めるタイミングを前記物理量として検出するタイミング検出部(54a)と、
前記誘導起電力の積算値が所定量に達したタイミングを前記物理量として検出する起電力量検出部(54b)と、
前記タイミング検出部および前記起電力量検出部のいずれを用いて前記物理量を検出するかを選択して切り替える選択切替部(54c)と、
を有し、
前記選択切替部は、
前記推定部による推定精度が所定の第1精度未満である第1期間では、前記起電力量検出部を選択し、
前記第1期間での前記推定部による推定精度が前記第1精度にまで向上した場合には、前記第1期間から第2期間に移行し、前記パーシャルリフト噴射での噴射領域のうち基準噴射量よりも多い側の多領域に前記要求噴射量があることを条件として、前記タイミング検出部を選択し、
前記第2期間における前記多領域での前記推定部による推定精度が、前記第1精度よりも高精度に設定された第2精度にまで向上した場合には、前記第2期間から第3期間に移行し、前記起電力量検出部を選択する燃料噴射制御装置。
IPC (4件):
F02D 45/00 ( 200 6.01)
, F02M 57/02 ( 200 6.01)
, F02M 65/00 ( 200 6.01)
, F02D 41/04 ( 200 6.01)
FI (4件):
F02D 45/00 364 N
, F02M 57/02 330 G
, F02M 65/00 302
, F02D 41/04 330 P
引用特許:
前のページに戻る