特許
J-GLOBAL ID:201903012887356182

乾燥装置、及び乾燥システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 沖中 仁 ,  井上 勉
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-198072
特許番号:特許第6502569号
出願日: 2018年10月22日
要約:
【課題】乾燥処理量の減少や、設備の大型化を招くことなく乾燥室内での被乾燥物の滞留時間を長くすることができて、乾燥能力を向上させることができる乾燥装置、及び乾燥システムを提供する。 【解決手段】乾燥用空気が導入されるケーシング41内で上下に段状に配設される複数のベルトコンベヤ42を備える乾燥装置4であって、ベルトコンベヤ42は、無端ベルト体53の上部領域の外周面上に載置されて搬送されている木質チップMを無端ベルト体53の下部領域の内周面上へと落下させる上側被乾燥物落下手段91と、上側被乾燥物落下手段91によって落下された後に無端ベルト体53における下部領域の内周面上に載置されて搬送されている木質チップMを下方へと落下させる下側被乾燥物落下手段92とを備える。 【選択図】図2
請求項(抜粋):
【請求項1】 被乾燥物を乾燥させるための乾燥用空気が導入される乾燥室を形成するケーシングと、前記ケーシング内で上下に段状に配設されて被乾燥物を順次に下段側へと搬送する複数のベルトコンベヤとを備える乾燥装置であって、 前記ベルトコンベヤは、 水平方向に所定の軸間距離を有して配設される駆動輪及び従動輪と、 前記駆動輪及び従動輪に巻き掛け装着され、載置された被乾燥物を搬送する無端ベルト体と、 前記無端ベルト体における前記駆動輪及び従動輪に対し上側の上部領域の外周面上に載置されて搬送されている被乾燥物を、前記無端ベルト体における前記駆動輪及び従動輪に対し下側の下部領域の内周面上へと落下させる上側被乾燥物落下手段と、 前記上側被乾燥物落下手段によって落下された後に前記無端ベルト体における前記下部領域の内周面上に載置されて搬送されている被乾燥物を下方へと落下させる下側被乾燥物落下手段と、 を備え、 前記無端ベルト体は、被乾燥物が載置される複数の被乾燥物載置部材を有し、 前記被乾燥物載置部材は、搬送方向側端部を支点として上下方向に回動自在で前記無端ベルト体の周方向に並ぶように配設され、 前記被乾燥物載置部材に被乾燥物が載置されている状態を保ちつつ搬送方向に移動するように前記被乾燥物載置部材を案内し、且つ下側から支えるレール部材を備え、 前記上側被乾燥物落下手段及び下側被乾燥物落下手段は何れも、被乾燥物を落下させる位置において前記レール部材を設けないようにすることにより、被乾燥物を落下させる位置で前記被乾燥物載置部材が搬送方向側端部を支点として重力作用により下向きに回動するようにして、前記被乾燥物載置部材に載置されている被乾燥物を落下させる構成であり、 被乾燥物を落下させる位置で搬送方向側端部を支点として下向きに回動された前記被乾燥物載置部材を搬送方向への移動に伴う衝突により突き上げるようにする突上げ部材が、前記無端ベルト体における前記上部領域の被乾燥物を落下させる位置の搬送方向側に配設されている乾燥装置。
IPC (1件):
F26B 17/04 ( 200 6.01)
FI (1件):
F26B 17/04 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
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