特許
J-GLOBAL ID:201903013277770757

細胞壁が改変された植物、斯かる植物を得るための方法及び核酸、並びに斯かる植物を用いたグルコースの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 青木 篤 ,  三橋 真二 ,  渡辺 陽一 ,  中島 勝 ,  武居 良太郎 ,  岡部 佐知子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-017455
公開番号(公開出願番号):特開2019-129799
出願日: 2018年02月02日
公開日(公表日): 2019年08月08日
要約:
【課題】二次細胞壁中に含まれるセルロースやリグニン等、更にはそれらを分解して得られるグルコース等の成分が回収しやすくなるように植物を改変する方法を提供する。【解決手段】細胞壁内のリグニンの含有量が低減され、及び/又は、リグニンの質が改変された植物を生産する方法であって、植物の木質繊維細胞内において、特定配列のアミノ酸配列と少なくとも80%の相同性を有するアミノ酸配列からなる酵素を発現させることにより、木質繊維細胞の細胞壁内のリグニンの含有量を低減し、及び/又は、リグニンの質を改変する。更に、グルコースを製造する方法であって、前記の植物若しくはその子孫、又はその部分に含まれる木質繊維細胞の細胞壁から酵素糖化処理(セルラーゼ)を使用してグルコースを抽出することを含む方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
細胞壁内のリグニンの含有量が低減され、及び/又は、リグニンの質が改変された植物を生産する方法であって、 植物の木質繊維細胞内において、配列番号1のアミノ酸配列と少なくとも80%の相同性を有するアミノ酸配列からなる酵素を発現させることを含む、方法。
IPC (4件):
C12N 15/09 ,  A01H 1/00 ,  A01H 5/00 ,  C12P 19/02
FI (4件):
C12N15/00 A ,  A01H1/00 A ,  A01H5/00 A ,  C12P19/02
Fターム (13件):
2B030AA02 ,  2B030AA03 ,  2B030AB03 ,  2B030AD08 ,  2B030CA14 ,  4B064AF02 ,  4B064BJ10 ,  4B064CA11 ,  4B064CA19 ,  4B064CB07 ,  4B064CC24 ,  4B064DA11 ,  4B064DA20
引用文献:
出願人引用 (2件)
  • PLOS Genetics, 2008, Vol. 4, Issue 12, e1000292
  • NCBI Sequence Revision History [online], ACCESSION No.AE000511 , 31-JAN-2014 uploaded, [retrieved 17
審査官引用 (4件)
  • NCBI Sequence Revision History [online], ACCESSION No.AE000511 , 31-JAN-2014 uploaded, [retrieved 17
  • PLOS Genetics, 2008, Vol. 4, Issue 12, e1000292
  • PLOS Genetics, 2008, Vol. 4, Issue 12, e1000292
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