特許
J-GLOBAL ID:201903013342867550

沿岸地域の潮水変動による地下水内汚染物濃度の表示方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-114665
公開番号(公開出願番号):特開2019-046452
出願日: 2018年06月15日
公開日(公表日): 2019年03月22日
要約:
【課題】沿岸地域の潮水変動による地下水内汚染物濃度の表示方法を提供する。【解決手段】表示方法は、海岸地域の潮水変動による地下水内汚染物濃度を特に、海辺に隣接している放射性廃棄物貯蔵所および原子力発電所から漏れた核種および様々な各種化学事故から漏れた汚染物が被圧帯水層内の潮流に影響されている状況でGITT(General Integral Transformation Technique)技法を用いて汚染物の濃度を計算して表示する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
汚染物濃度計算部によって概念模型図を設定する段階と、 前記汚染物濃度計算部によって潮流の変動によって可変する地下水水位変動式を規定する段階と、 前記汚染物濃度計算部によって前記地下水水位変動式を微分して地下水速度[v(x,t)]を得る段階と、 前記汚染物濃度計算部によって前記地下水速度を用いて拡散係数[D(x,t)]を得る段階と、 前記汚染物濃度計算部によって一次元的な移動拡散式である支配方程式を規定する段階と、 前記汚染物濃度計算部によって前記地下水内汚染物の初期条件式を規定する段階と、 前記汚染物濃度計算部によって前記概念模型図の内陸側に該当する右境界条件式を規定する段階と、 前記汚染物濃度計算部によって前記概念模型図の海辺に該当する左境界条件式を規定する段階と、 前記汚染物濃度計算部によって前記支配方程式の両辺に固有の関数を乗算した後、全領域に対して空間積分し、グリーン理論、前記地下水内汚染物の初期条件式、右境界条件式および左境界条件式を適用して前記支配方程式を変換する段階と、 前記汚染物濃度計算部によってGITTの前向き変換式を規定する段階と、 前記汚染物濃度計算部によって前記GITTの後ろ向き変換式を規定する段階と、 前記汚染物濃度計算部によって前記後ろ向き変換式を、前記支配方程式変換段階で得られた支配方程式の変換式に代入する段階と、 前記汚染物濃度計算部によって前記代入段階の結果式を、M個項を有するコンパクトな行列状に表現する段階と、 前記汚染物濃度計算部によって前記コンパクトな行列状表現段階の結果式の解析解を線形理論に基づいて計算する段階と、 前記汚染物濃度計算部によって前記計算された解析解の指数関数内の行列を行列指数関数を用いて計算して前向き変数S(t)を得る段階と、 前記汚染物濃度計算部によって前記S(t)から前記後ろ向き変換式を用いて前記地下水内の汚染物濃度c(x,t)を得る段階と、 前記表示部で前記c(x,t)に対するデータの入力を受けて地下水内の汚染物濃度を表示する段階とを含んでなることを特徴とする、海岸地域の潮水変動による地下水内汚染物濃度の表示方法。
IPC (2件):
G06F 17/10 ,  G01V 9/02
FI (2件):
G06F17/10 Z ,  G01V9/02
Fターム (4件):
2G105AA02 ,  2G105GG01 ,  2G105GG02 ,  5B056BB00
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)
引用文献:
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