特許
J-GLOBAL ID:201903013346321331
衛星観測スケジューリングシステム及びスケジューリング方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
笹川 拓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-097471
公開番号(公開出願番号):特開2019-202587
出願日: 2018年05月21日
公開日(公表日): 2019年11月28日
要約:
【課題】 地表観測用センサを有する衛星による観測地点ごとの観測機会に対する組合せを算出し、組合せごとの評価関数を最小化して、最適な観測を行う衛星観測スケジューリングシステム等を提供する。【解決手段】衛星軌道計算部3、観測要求受付部2、観測機会算出部4、観測機会組合せ管理部5、姿勢制御競合判定部6、観測機会組合せ評価部7を備え、姿勢制御競合判定部は、観測地点と観測機会の組合せごとに観測地点に対する観測機会までに衛星の姿勢制御の可否を判定し、観測機会組合せ管理部は、姿勢制御不可と判定された観測地点を観測対象外とし、観測機会組合せ評価部は、観測地点と観測機会の組合せごとに、観測時刻と基準時刻の差及びオフナディア角と最適オフナディア角の差の二つの変数から算出される値の総和が最小となり、かつ、観測対象となる観測地点の数が最大となる組合せを算出する評価関数によって最適な組合せを決定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
地表観測用センサを有する衛星の衛星観測スケジューリングシステムであって、
前記衛星の軌道計算を行う衛星軌道計算部と、
前記衛星による観測を希望する観測地点を受け付ける観測要求受付部と、
前記観測地点ごとの前記衛星による観測機会を算出する観測機会算出部と、
前記観測地点と前記観測機会の組合せを管理する観測機会組合せ管理部と、
前記衛星の姿勢制御による競合を判定する姿勢制御競合判定部と、
前記組合せを評価する観測機会組合せ評価部と、を備え、
前記観測機会算出部は、前記衛星軌道計算部による軌道計算に基づき前記観測地点の前記衛星による前記観測機会を、当該観測機会の観測時刻及びオフナディア角と共に算出し、
前記姿勢制御競合判定部は、前記組合せごとに、前記観測地点と前記観測機会から前記衛星の姿勢制御の可否を判定し、
前記観測機会組合せ管理部は、前記姿勢制御競合判定部により前記衛星の姿勢制御が不可と判定された前記観測地点を前記組合せにおいて観測対象外として管理し、
前記観測機会組合せ評価部は、前記組合せごとに、前記観測時刻と基準時刻の差及び前記オフナディア角と最適オフナディア角の差の二つの変数から算出される値の総和が最小となり、かつ、観測対象となる前記観測地点の数が最大となる組合せを算出する評価関数によって最適な組合せを決定することを特徴とする衛星観測スケジューリングシステム。
IPC (1件):
FI (1件):
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