特許
J-GLOBAL ID:201903013365558202

アポトーシス誘導剤と癌治療剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 廣幸 正樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-216740
公開番号(公開出願番号):特開2019-085381
出願日: 2017年11月09日
公開日(公表日): 2019年06月06日
要約:
【課題】分子標的剤は、がん細胞において活性化している遺伝子やその産物の作用を阻害することを目的とするものであったが、抗がん剤耐性が出現するなど、臨床上重大な課題が多く、その治療効果は十分ではない場合も多かった。【解決手段】リン酸化ERKが正常の場合と比較して恒常的に多い細胞に対してリン酸化ERKおよび切断カスパーゼ3をさらに増加させ、前記細胞に選択的にアポトーシスを誘導することを特徴とするアポトーシス誘導剤は、ERK MAPKシグナル伝達経路を過活性化させることで、恒常的ERK活性化細胞を選択的にアポトーシスに導くことができる。これはERKシグナル経路のどこに変異があっても、細胞死を誘導でき、例えば、膵臓がん、大腸癌、乳がんなどERK経路が過活性化状態である多種の癌に対する治療剤となり得る。【選択図】図2
請求項(抜粋):
リン酸化ERKが正常の場合と比較して恒常的に多い細胞に対してリン酸化ERKおよび切断カスパーゼ3をさらに増加させ、前記細胞に選択的にアポトーシスを誘導することを特徴とするアポトーシス誘導剤。
IPC (4件):
A61K 45/00 ,  A61P 43/00 ,  A61P 35/00 ,  A61K 31/265
FI (4件):
A61K45/00 ,  A61P43/00 111 ,  A61P35/00 ,  A61K31/265
Fターム (16件):
4C084AA17 ,  4C084NA05 ,  4C084NA14 ,  4C084ZB261 ,  4C084ZC411 ,  4C206AA01 ,  4C206AA02 ,  4C206DB33 ,  4C206DB57 ,  4C206KA01 ,  4C206MA01 ,  4C206MA04 ,  4C206NA05 ,  4C206NA14 ,  4C206ZB26 ,  4C206ZC41
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 抗がん剤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-266698   出願人:学校法人近畿大学

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