特許
J-GLOBAL ID:201903013492202840

飛行体利用劣化診断システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人筒井国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-198046
公開番号(公開出願番号):特開2019-070631
出願日: 2017年10月11日
公開日(公表日): 2019年05月09日
要約:
【課題】飛行体利用劣化診断システムに関して、過去と現在の空撮画像を比較して対象物の劣化状態を診断する際に、診断の効率や精度を高めることができる技術を提供する。【解決手段】本診断システムは、対象物5の周囲のルートを航行し、対象物5を撮影するカメラ4を有するドローン1(飛行体)と、飛行体の航行及びカメラ4の撮影を制御する計算機(PC2及びサーバ3)とを備える。計算機は、所定の日時毎に対象物5を連続的に撮影した画像群を含むデータを飛行体から取得し、同じ対象物5に関して、現在の日時に撮影した診断画像群を含む診断データと、過去の日時の参照画像群を含む参照データとに基づいて、同じ箇所を含む画像同士を比較対象画像として対応付け、比較対象画像の過去の画像と現在の画像との間で比較して劣化箇所を検出し、画像内の劣化箇所を、対象物3次元モデル上に位置付けるように変換して可視化する画面をユーザに提供する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
飛行体による撮影を利用して対象物の劣化を含む状態を診断する飛行体利用劣化診断システムであって、 前記対象物の周囲のルートを航行し、前記対象物を撮影するカメラを有する前記飛行体と、 前記飛行体の航行及び前記カメラの撮影を制御する計算機システムと、 を備え、 前記計算機システムは、 所定の日時に前記飛行体を前記ルートで航行させて前記対象物を連続的に撮影した画像群を含むデータを前記飛行体から取得してDBに記憶し、 同じ前記対象物に関して、現在の日時に撮影した診断画像群を含む診断データと、前記DBから参照した過去の日時に撮影した参照画像群を含む参照データとに基づいて、現在の画像と過去の画像とで同じ箇所を含む画像を、比較対象画像として対応付け、 前記比較対象画像の現在の画像と過去の画像とで比較して差分を判定することで、前記現在の画像から前記劣化を含む状態の劣化箇所を検出し、 前記現在の画像内の前記劣化箇所を表す2次元座標を、前記対象物の3次元モデルを含む空間内の3次元座標に位置付けるように変換し、 前記変換後の前記空間内の前記劣化箇所を含む診断結果情報を、可視化する画面を生成して、ユーザに対して表示する、 飛行体利用劣化診断システム。
IPC (3件):
G01N 21/88 ,  B64D 47/08 ,  E04G 23/02
FI (3件):
G01N21/88 Z ,  B64D47/08 ,  E04G23/02 B
Fターム (10件):
2E176AA00 ,  2E176BB38 ,  2G051AA90 ,  2G051AB02 ,  2G051AB03 ,  2G051AC15 ,  2G051AC21 ,  2G051CA04 ,  2G051CB01 ,  2G051CB05
引用特許:
審査官引用 (1件)

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