特許
J-GLOBAL ID:201903013542066013

ワークピースを溶着するためのレーザ接合方法及びレーザ接合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 梶 俊和 ,  中村 英子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-045923
公開番号(公開出願番号):特開2019-001150
出願日: 2018年03月13日
公開日(公表日): 2019年01月10日
要約:
【課題】レーザに面する透過性ワークピースの上部側面において、顕著な自由形状の表面を備える3Dワークピースを効率的かつ確実に溶着することも可能となるように改良した、レーザ接合方法及び接合装置の提供。【解決手段】第1のワークピース5及び第2のワークピース6を、少なくともワークピースが局所的に可塑化された後に互いに押し付ける加圧挟持装置1と、レーザ光を結合接触面の領域内のみ通過させるマスク構造7を有するマスク8とを備え、挟持要素4が、その支持側面13で第1のワークピース5のために、第1のワークピース5の第1の外形面14に適合している。【選択図】図2
請求項(抜粋):
プラスチック材料から製作された異なるワークピース(5、6)を結合するため、又はプラスチック材料を他の材料と一緒に結合するためのレーザ接合方法であって、 レーザ源に面する第1のワークピース(5)は、レーザビーム(11)に対して透過性の材料から製作され、 他方の第2のワークピース(6)は、前記レーザビーム(11)に対して吸収性の材料、又は前記レーザビーム(11)に対して透過性であり、吸収コーティング若しくは吸収中間膜を含む材料から製作され、 互いに当接する前記2つのワークピース(5、6)の結合接触面(9)がレーザ光の作用で溶融し、後続の加圧下での冷却プロセスの間に互いに結合するように構成されており、 結合される前記ワークピースは、圧力を加えるための挟持装置(1)によって互いに押し付けられ、前記ワークピース(5、6)が、支持要素(3)と、挟持力を加えることができ、前記第1のワークピース(5)に亘って延在し、実質的にレーザ光に対して透過性である挟持要素(4)との間に配設されており、 マスク構造(7)を有するマスク(8)であって、これにより前記第2のワークピース(6)上の前記結合接触面(9)のみを可塑化するように、レーザ光を前記結合接触面(9)の領域内のみ通過させる、マスク(8)が使用され、 前記マスク構造(7)は、使用される前記レーザビーム(11)の波長よりも大きく、 前記レーザビーム(11)は、線形状を有し、前記ワークピース(5、6)及び前記マスク(8)に対して移動するか、又は、平面形状を有し、前記ワークピース(5、6)及び前記マスク(8)において定常的に指向されるかのいずれかであり、 前記レーザ源に面する少なくとも前記第1のワークピース(5)は、少なくとも前記挟持要素(4)に面する第1の外形面(14)上及び/又は前記第2のワークピース(6)に面する第2の外形面(15)上では平坦でない三次元成形品によって形成されており、 前記挟持要素(4)は、その支持側面(13)上において前記第1のワークピース(5)へと、前記第1のワークピース(5)の前記第1の外形面(14)に適合し、 前記マスク構造(7)が前記第1のワークピース(5)に面する前記挟持要素(4)の前記支持側面(13)上、及び/又は、前記第2のワークピース(6)に面する前記第1のワークピース(5)の前記第2の外形面(15)上に形成されていることを特徴とする、レーザ接合方法。
IPC (4件):
B29C 65/16 ,  B23K 26/57 ,  B23K 26/18 ,  B23K 26/066
FI (4件):
B29C65/16 ,  B23K26/57 ,  B23K26/18 ,  B23K26/066
Fターム (13件):
4E168AE05 ,  4E168BA02 ,  4E168BA90 ,  4E168EA19 ,  4E168FD01 ,  4F211AG03 ,  4F211AK03 ,  4F211AR07 ,  4F211TA01 ,  4F211TC01 ,  4F211TD11 ,  4F211TN27 ,  4F211TQ01
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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