特許
J-GLOBAL ID:201903013933013615

ワイヤ送給装置、アーク溶接装置及びワイヤ送給方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 河野 英仁 ,  河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-009814
公開番号(公開出願番号):特開2019-126821
出願日: 2018年01月24日
公開日(公表日): 2019年08月01日
要約:
【課題】バッファ量異常により、溶接ワイヤの送給が異常停止した際、バッファ量の増減指示を与えるのみで、異常停止した装置を復旧させることができるワイヤ送給装置を提供する。【解決手段】溶接ワイヤWをワイヤ供給源3から溶接トーチ13へ送給するワイヤ送給装置4は、ワイヤ供給源3及び溶接トーチ13の間に配され、ワイヤ供給源3から供給される溶接ワイヤWを一時的に収容し、収容された溶接ワイヤWを溶接トーチ13へ供給する中間ワイヤ供給源41を備える。ワイヤ送給装置4は、溶接ワイヤWの送給が異常停止した場合、受付部が増減指示を受け付けたとき、第1送給部41d及び第2送給部42における送給速度に差分を発生させ、溶接ワイヤWの収容量が正常下限値以上、正常上限値以下となるように、第1送給部41d又は第2送給部42による溶接ワイヤWの送給を速度制御する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
溶接ワイヤをワイヤ供給源から溶接トーチへ送給するワイヤ送給装置であって、 前記ワイヤ供給源及び前記溶接トーチの間に配され、前記ワイヤ供給源から供給される溶接ワイヤを一時的に収容し、収容された溶接ワイヤを前記溶接トーチへ供給する中間ワイヤ供給源と、 前記ワイヤ供給源の溶接ワイヤを前記中間ワイヤ供給源へ送給する第1送給部と、 前記中間ワイヤ供給源に収容された溶接ワイヤを前記溶接トーチへ送給する第2送給部と、 前記中間ワイヤ供給源に収容された溶接ワイヤの収容量を検出する検出部と、 該検出部の検出結果に基づいて、所定量の溶接ワイヤが前記中間ワイヤ供給源に収容されるように前記第1送給部及び前記第2送給部による溶接ワイヤの送給をそれぞれ速度制御する送給制御部と、 溶接ワイヤの収容量が前記所定量より大きい正常上限値超である場合、又は溶接ワイヤの収容量が前記所定量より小さい正常下限値未満である場合、溶接ワイヤの送給を停止させる異常停止制御部と、 溶接ワイヤの送給が異常停止した場合、溶接ワイヤの収容量を増減させる増減指示を受け付ける受付部と を備え、 前記送給制御部は、 前記受付部が前記増減指示を受け付けた場合、前記第1送給部及び前記第2送給部における送給速度に差分を発生させ、溶接ワイヤの収容量が正常下限値以上、前記正常上限値以下となるように、前記第1送給部又は前記第2送給部による溶接ワイヤの送給を速度制御する ワイヤ送給装置。
IPC (2件):
B23K 9/12 ,  B23K 9/133
FI (2件):
B23K9/12 304B ,  B23K9/133 502B
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 溶接ワイヤ収納装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2006-549761   出願人:フロニウス・インテルナツィオナール・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
  • フィラ供給装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-157830   出願人:住友重機械工業株式会社
  • 細線の送給装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-057705   出願人:パナソニック株式会社
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