特許
J-GLOBAL ID:201903015080940270

静圧機械式面シール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 市位 嘉宏
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-524261
公開番号(公開出願番号):特表2019-535949
出願日: 2016年11月29日
公開日(公表日): 2019年12月12日
要約:
接触摩擦の発生原因を排除した漏洩制御型静圧機械式シールであって、接触摩擦力がシール面の重心に整列する有利な配置を実現し、フィルムの静圧剛性が最大となり、半径方向のテイパーに対する感度が最小となるようにシール面の設計を最適化し、不要なOリングおよび他の有意な力の変動原因を排除し、常に高精度の許容差で製造可能な機器の設計に製造容易性設計手法を採用し、適正な圧縮、最小の摩擦抗力および最大の摩耗抵抗を得るためにダブルデルタ流路シールを最適化し、ボルトの予負荷や他の非軸対称発生源などの周方向うねりの発生原因を排除し、熱膨張差による変形を緩和するために異なる材料の構成部品を熱的に隔離することを特徴とする、漏洩制御型静圧機械式シール。【選択図】図5
請求項(抜粋):
ポンプ(14)であって、 軸方向の長さを有する回転軸(230)と、 環状の内壁が当該回転軸(230)の当該軸方向の長さの少なくとも一部を当該一部から離隔して取り囲むハウジング(232)と、 両側に面を有し、当該回転軸(230)に固着され、当該回転軸の周りを延び、当該回転軸と共に回転可能であり、第1の突起部が当該回転軸(230)に隣接する半径方向内側端部またはその近傍において当該両側の面のうちの一方から軸方向に延びる第1のシール支持リング(222)と、 一方の端部が当該第1のシール支持リング(222)の当該一方の面に対向し、当該回転軸(230)から離隔して当該第1の突起部の少なくとも一部の上に支持される第1のフェイスプレート(210)と、 両側に面を有し、軸方向にある程度移動自在に当該ハウジング(232)の内部に装着され、当該回転軸(230)の少なくとも一部の周りを当該回転軸から離隔して延びており、第2の突起部が当該回転軸(230)に隣接する半径方向内側端部またはその近傍において当該両側の面のうちの一方から軸方向に延びる第2のシール支持リング(204)と、 一方の端部が当該第2のシール支持リング(204)の当該一方の面に対向し、当該回転軸(230)から離隔して当該第2の突起部の少なくとも一部の上に支持される第2のフェイスプレート(212)とから成り、 当該第1のシール支持リング(222)は、当該一方の面の外側端部またはその近傍を軸方向に延びる環状シュラウド(236)を有し、当該第1のシール支持リングの当該シュラウド(236)は軸方向端部またはその近傍において当該回転軸(230)の方へ延びるリップを有し、当該第1のシール支持リング(222)は、また、当該一方の面に当該第1の突起部と当該シュラウド(236)との間を延びる第1の環状凹部を有し、 当該第1のフェイスプレート(210)の、当該第1のシール支持リングの当該第1の凹部を実質的に覆う当該一方の端部には、半径方向外方へ延びて当該第1のシール支持リングの当該シュラウド(236)に当該リップの下方で嵌合する棚部があり、当該第1のシール支持リング(222)の当該シュラウドの内壁または当該第1のフェイスプレート(210)の外壁には、当該シュラウド(236)の当該リップの下方で当該リップから離隔した位置に、当該第1のシール支持リング(222)の当該シュラウド(236)を当該第1のフェイスプレート(210)から離隔させる第1のランドがあり、当該第1のフェイスプレートの当該一方の端部とは軸方向反対側のもう一方の端部には、当該第1のシール支持リングの当該シュラウド(236)の当該リップを越える軸方向位置に第1の密封面(216)が延びており、当該第1のフェイスプレート(210)は当該回転軸(230)と共に回転できるように当該回転軸の周りを延びており、 当該第2のシール支持リング(204)は、当該一方の面の外側端部またはその近傍において軸方向に延びる環状シュラウド(234)を有し、当該第2のシール支持リングの当該シュラウド(234)は軸方向端部またはその近傍において当該回転軸(230)の方へ延びるリップを有し、当該第2のシール支持リング(204)は、また、当該一方の面に当該第2の突起部と当該シュラウド(234)との間を延びる第2の環状凹部を有し、 当該第2のフェイスプレート(212)の、当該第2のシール支持リングの当該第2の凹部を実質的に覆う当該一方の端部には、半径方向外方へ延びて当該第2のシール支持リングの当該シュラウド(234)に当該リップの下方で嵌合する棚部があり、当該第2のシール支持リング(204)の当該シュラウドの内壁または当該第1のフェイスプレート(212)の外壁には、当該シュラウド(234)の当該リップの下方で当該リップから離隔した位置に、当該第2のシール支持リング(204)の当該シュラウド(234)を当該第2のフェイスプレート(212)から離隔させる第2のランドがあり、当該第2のフェイスプレートの当該一方の端部とは軸方向反対側のもう一方の端部には、当該第2のシール支持リング(204)の当該シュラウドの当該リップを越える軸方向位置に、当該第1のフェイスプレート(210)の第1の密封面(216)に並んで第2の密封面(208)が延びており、当該第2のフェイスプレート(212)は当該回転軸(230)と共に回転できるように当該回転軸の周りを延びていることを特徴とする ポンプ(14)。
IPC (3件):
F04D 29/10 ,  F04D 7/08 ,  F16J 15/34
FI (3件):
F04D29/10 B ,  F04D7/08 ,  F16J15/34 G
Fターム (13件):
3H130AA02 ,  3H130AA30 ,  3H130AB22 ,  3H130AB42 ,  3H130AC05 ,  3H130BA51F ,  3H130DA02Z ,  3H130DC01X ,  3H130DC06X ,  3H130DC20X ,  3J041AA02 ,  3J041BC03 ,  3J041BD06
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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