特許
J-GLOBAL ID:201903015309990200
加硫ゴムの耐摩耗性の予測方法
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-088786
公開番号(公開出願番号):特開2019-194551
出願日: 2018年05月02日
公開日(公表日): 2019年11月07日
要約:
【課題】近年、環境問題への関心の高まりや省資源化の観点から、高いレベルでタイヤの耐摩耗性が求められている。そこで、原料配合の時点で加硫ゴムの耐摩耗性が予測できれば当該要求を満たすのに有効と言えるが、従来は、未加硫のゴム組成物に配合された原料ゴムを対象として、加硫ゴムの耐摩耗性を簡便に精度良く予測することのできる加硫ゴムの耐摩耗性の予測方法は存在しなかった。【解決手段】加硫前の前記スチレン-ブタジエン共重合体ゴムにスピントラップ剤を混合し、混合物を調製し、前記混合物を加熱し、ラジカルを発生させ、該ラジカルとスピントラップ剤との反応により生じたスピンアダクトを電子スピン共鳴装置(ESR)により測定し、前記ラジカル量を把握し、加硫ゴムの耐摩耗性を予測する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
スチレン-ブタジエン共重合体ゴムをゴム成分として含有する加硫ゴムの耐摩耗性を予測する方法であって、
加硫前の前記スチレン-ブタジエン共重合体ゴムにスピントラップ剤を混合し、混合物を調製する工程(1)と、
前記工程(1)で調製された前記混合物を加熱し、ラジカルを発生させる工程(2)と、
前記工程(2)で発生したラジカルと前記スピントラップ剤との反応により生じたスピンアダクトを電子スピン共鳴装置(ESR)により測定し、前記ラジカル量を把握する工程(3)と、
前記工程(3)により把握したラジカル量から、前記加硫ゴムの耐摩耗性を予測する工程(4)と
を有する前記予測方法。
IPC (4件):
G01N 24/10
, B60C 19/00
, C08K 5/32
, C08L 9/06
FI (4件):
G01N24/10 510S
, B60C19/00 H
, C08K5/32
, C08L9/06
Fターム (5件):
3D131LA21
, 4J002AC081
, 4J002ES006
, 4J002FD206
, 4J002GN01
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
電子スピン濃度の測定方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-230024
出願人:大日本印刷株式会社, 日本電子株式会社
-
タイヤ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2015-203168
出願人:住友ゴム工業株式会社
前のページに戻る