特許
J-GLOBAL ID:201903015656437189

ドームコンタクト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 中川 國男 ,  中川 貴志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-049215
公開番号(公開出願番号):特開2019-075360
出願日: 2018年03月16日
公開日(公表日): 2019年05月16日
要約:
【課題】小判型ないしトラック型のドームコンタクトにおいて、中央ドーム部の反転動作時に、一対のサイドカット部分の応力集中を低減し、ドームコンタクトの寿命を改善する。【解決手段】ドームコンタクト1において、一対のサイドカット部3により接点ばね材2を小判型ないしトラック型とし、接点ばね材2の中央に、サイドカット部3の幅の内側に納まる大きさで反転復帰動作可能な中央ドーム部4を形成すると共に、中央ドーム部4の外周に、中心側で高く組み付け面に対し緩やかな仰角のフラット部6を環状に形成し、フラット部6の外周でサイドカット部3の両端部に外周立ち上げ角度部7を一体的に形成してなり、中央ドーム部4の反転動作時に、中央ドーム部4の外周部へ広がろうとする板厚方向の力をフラット部6で拘束し、中央ドーム部4の広がりを防止して、サイドカット部3での応力集中を緩和し、サイドカット部3の端面の割れを減少させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
一対のサイドカット部(3)により接点ばね材(2)を小判型ないしトラック型とし、接点ばね材(2)の中央位置に、一対のサイドカット部(3)の幅の内側に納まる大きさで反転復帰動作可能な曲率半径の中央ドーム部(4)を形成すると共に、中央ドーム部(4)の外周に、中心側で高く外周を基準位置として組み付け面5に対し2度ないし7度の範囲の緩やかな仰角のフラット部(6)を環状で連続状態として形成することによって中央ドーム部(4)とフラット部(6)との境に中央ドーム部(4)の凹面に対し凸の環状の曲げ部(8)を形成し、さらにフラット部(6)の外周で一対のサイドカット部(3)の両端部に組み付け面(5)に当接可能な外周立ち上げ角度部(7)を一体的に形成してなり、中央ドーム部(4)の反転動作時に、中央ドーム部(4)の外周部へ広がろうとする力をフラット部(6)で拘束し、かつ中央ドーム部(4)の外周部へ広がろうとする力をフラット部(6)の板厚方向に働かせ、中央ドーム部(4)の外周部への広がりを防止して、一対のサイドカット部(3)での応力集中を緩和し、一対のサイドカット部(3)の端面の割れを減少させる、ことを特徴とするドームコンタクト(1)。
IPC (2件):
H01H 13/52 ,  H01H 5/30
FI (2件):
H01H13/52 F ,  H01H5/30 Z
Fターム (11件):
5G206AS10K ,  5G206AS11K ,  5G206ES32K ,  5G206ES33K ,  5G206FS35K ,  5G206FU03 ,  5G206GS05 ,  5G206GS11 ,  5G206KS15 ,  5G206KS38 ,  5G206KS40
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る