特許
J-GLOBAL ID:201903015786636434

タイヤ空気圧警報器を利用したタイヤ車両管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 彰
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-075645
公開番号(公開出願番号):特開2018-189635
特許番号:特許第6557752号
出願日: 2018年04月10日
公開日(公表日): 2018年11月29日
請求項(抜粋):
【請求項1】タイヤバルブの口金に装着してタイヤ内の空気圧が適正値以下になると電流が流れて導通した回路を形成して警報装置がタイヤ空気圧不足の警報信号を発生するタイヤ空気圧警報器であって、 前記タイヤ空気圧警報器は、タイヤバルブに螺着される基底部と、前記基底部に螺着される接続スリーブと、前記接続スリーブの内側に嵌合される絶縁筒と、前記基底部の内部に形成された空気室の上部開放部に配置される移動膜と、前記移動膜の上方に絶縁片を介して配置される接触板と、前記接触板と電気的に接続する電池ユニットと、前記電池ユニットと電気的に接続する警報装置と、前記基底部に着脱自在に取り付けられる外枠カバーと、から構成され、 前記基底部のタイヤバルブの口金と対向する箇所にシール部材を設け、前記基底部に前記空気室の上方収納空間に空気送入通路を経由してタイヤ内の空気を送入する通気孔と、前記空気室に連通する空気室孔を形成し、 前記タイヤ空気圧警報器をタイヤに装着した際に、タイヤ内の空気圧が前記通気孔から前記空気室の上方収納空間に進入すると同時に、前記空気室孔から前記空気室に進入し、前記シール部材が上方に移動して前記空気室孔を閉鎖することにより前記空気室の上方収納空間内の圧力と前記空気室内の圧力がバランスすることで前記移動膜が凹状態に保持され、 前記タイヤ内の空気圧が所定の設定値より小さい場合、前記空気室内の圧力が前記空気室の上方収納空間内の圧力より大きくなり前記移動膜の中央部が上方に移動して凸状態になり、前記移動膜と前記接触板とが接触して回路を導通し、前記警報装置がタイヤ空気圧不足の警報信号を発生し、 前記警報装置に外部通信端末との間で近距離無線通信を可能にする近距離無線通信モジュールを設け、前記警報装置がタイヤ空気圧不足の警報信号を発生し、前記警報信号を検知した前記近距離無線通信モジュールが前記外部通信端末に近距離無線信号を送信することを特徴とするタイヤ空気圧警報器を利用したタイヤ車両管理方法において、 顧客通信端末と販売店通信端末がインターネットを経由してクラウドコンピューティングに対応したサーバに接続され、顧客のドライバー基本情報が登録されるステップと、販売店のタイヤ管理情報及び車両管理情報が作成されるステップとを有し、 前記タイヤ空気圧警報器が前記車両タイヤに装着された状態において、(A)前記タイヤ空気圧警報器の前記近距離無線通信モジュールから前記顧客通信端末にタイヤ空気圧不足の警報信号を近距離無線送信するステップと、(B)前記販売店通信端末から前記顧客通信端末に通知情報が送信されるステップを含み、 タイヤ空気圧低下時に前記近距離無線通信モジュールから前記顧客通信端末に無線でタイヤ空気圧低下の警報信号が送信され、その警報信号に従い前記顧客が前記販売店でタイヤ空気圧を補充するとともに、空気圧充填完了を履歴情報として前記顧客通信端末に入力し、前記履歴情報を元に前記販売店通信端末から前記顧客通信端末にタイヤ管理情報及び車両管理情報を含む通知が送信されることにより、前記(A)及び(B)の各ステップが連動してタイヤ車両管理ができ、 前記顧客側は、前記タイヤ空気圧警報器から警報信号を受け取り、車両安全運航のための車両保守を確実に行うことが容易になり且つ前記販売店から適切なサービスを受けることが容易になる一方、前記販売店側は、前記顧客との連携が強化し、顧客囲い込みの強化が図られ販売増につながることを特徴とするタイヤ空気圧警報器を利用したタイヤ車両管理方法。
IPC (2件):
G01L 17/00 ( 200 6.01) ,  B60C 23/02 ( 200 6.01)
FI (4件):
G01L 17/00 301 Q ,  G01L 17/00 301 B ,  G01L 17/00 301 P ,  B60C 23/02 B
引用特許:
審査官引用 (7件)
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