特許
J-GLOBAL ID:201903016117176556

燃料反応塔及びこれを備えたケミカルルーピング燃焼システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 武和国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-185415
公開番号(公開出願番号):特開2019-060538
出願日: 2017年09月26日
公開日(公表日): 2019年04月18日
要約:
【課題】還元された酸素キャリア粒子と一緒にチャーが排出されることを防止する。【解決手段】酸素キャリア粒子(4)が流動する第1流動層(61)が形成され、供給される固体燃料(7)を第1流動層にて熱分解する混合室(41)と、混合室と隔壁(43)を介して隔てられ、酸素キャリア粒子が流動する第2流動層(62)が形成されると共に、還元された酸素キャリア粒子(5)を排出する分離室(42)と、を備え、混合室に供給されるガス化剤(19)の空塔速度を分離室に供給されるガス化剤の空塔速度より大きくし、第2流動層の層高(H2)を第1流動層の層高(H1)より高くし、第2流動層にて浮遊分離した固体成分の少なくとも一部を第1流動層に戻す固体成分戻し構造(44)を有する燃料反応塔。【選択図】図3
請求項(抜粋):
酸化物の酸素キャリア粒子を供給しながら固体燃料とガス化剤を供給して前記固体燃料を熱分解させ、生成した気体成分を外部に排出し、生成した固体成分を酸化物の前記酸素キャリア粒子と酸化反応させ、還元された前記酸素キャリア粒子を外部に排出する燃料反応塔であって、 前記酸素キャリア粒子が流動する第1流動層が形成され、供給される前記固体燃料を前記第1流動層にて混合接触させて熱分解する混合室と、 前記混合室と隔壁を介して隔てられ、前記酸素キャリア粒子が流動する第2流動層が形成されて前記固体成分と前記酸素キャリア粒子とを分離すると共に、還元された前記酸素キャリア粒子を排出する分離室と、を備え、 前記混合室に供給される前記ガス化剤の空塔速度を前記分離室に供給される前記ガス化剤の空塔速度より大きくし、 前記第2流動層の層高を前記第1流動層の層高より高くし、 前記第2流動層にて浮遊分離した前記固体成分の少なくとも一部を前記第1流動層に戻す固体成分戻し構造を有することを特徴とする燃料反応塔。
IPC (3件):
F23C 10/01 ,  C10J 3/54 ,  C10J 3/56
FI (3件):
F23C10/01 ,  C10J3/54 M ,  C10J3/56
Fターム (6件):
3K064AA03 ,  3K064AB01 ,  3K064AD05 ,  3K064BA03 ,  3K064BA17 ,  3K064BB05
引用特許:
出願人引用 (4件)
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