特許
J-GLOBAL ID:201903016643022148

腕時計用の安全弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山川 茂樹 ,  山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-128030
公開番号(公開出願番号):特開2019-020400
出願日: 2018年07月05日
公開日(公表日): 2019年02月07日
要約:
【課題】 自動弁に特有なねじ/ナットの接続の課題を回避しつつ、ユーザーの介在がある自動弁とユーザーの介在がない自動弁の利点が組み合わさった腕時計用の安全弁を提供する。【解決手段】 本発明は、可動なように管状体(4)にマウントされ開位置と閉位置の間を動くことができる頭部(3)を有する腕時計用の安全弁(1)に関する。管状体(4)の内側体積内には、第1のばね(14)がある。管状体の外面には、頭部(3)を開位置にする手動運動と自動運動を可能にするカム面体(7)がある。管状体には、第1のばね(14)の他に、第1のばね(14)よりも高いスチフネスを有する第2のばね(16)がある。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
腕時計ケース(5)に固定されるように意図された管状体(4)と、及び空欠部がある頭部(3)とを有する安全弁(1)であって、 前記頭部(3)の前記空欠部(3)内には、シャフト(6)が延在しており、 前記頭部(3)は、前記管状体(4)上に可動マウントされ、前記シャフト(6)によって定められる軸に沿って開位置と閉位置の間を動くことができ、前記開位置においては、前記腕時計ケース(5)内の流体の超過圧力を逃がすことができ、また、前記閉位置においては、流体が逃げないようにされ、 前記管状体(4)の内側体積内には、前記シャフト(6)のまわりに巻かれる第1のばね(14)があり、 前記管状体の外面にはカム面体(7)があり、これによって、ユーザーによる介在に続く前記頭部(3)の手動運動と、及び前記腕時計ケース(5)内の臨界的な超過圧力の作用による前記開位置の方への前記頭部(3)の自動運動とが可能になり、 前記管状体(4)には、前記第1のばね(14)の他に、前記シャフト(6)のまわりに巻かれた第2のばね(16)があり、 前記第2のばね(16)は、前記シャフト(6)に対して横断方向に延在し前記管状体(4)と一体化されているステップ部分(13)によって前記第1のばね(14)から分離しており、 前記開位置への前記頭部(3)の手動運動の後に前記腕時計ケース(5)内に超過圧力ΔPxがあれば当該弁(1)がアクティブとなるように、前記第1のばね(14)が構成しており、 前記腕時計ケース(5)内に超過圧力ΔPyがあれば当該弁(1)がアクティブとなって前記開位置への前記頭部(3)の自動運動が行われるように、前記第2のばね(16)が構成しており、 前記第2のばね(16)は、ΔPyがΔPxよりも大きいように、前記第1のばね(14)よりも大きいスチフネスを有する ことを特徴とする弁(1)。
IPC (2件):
G04B 37/10 ,  G04B 37/12
FI (2件):
G04B37/10 Z ,  G04B37/12
引用特許:
審査官引用 (4件)
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