特許
J-GLOBAL ID:201903017406921444

組成比率推定装置、組成比率推定方法、組成比率推定プログラム、および液面計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 粕川 敏夫 ,  石橋 佳之夫 ,  清水 喜幹 ,  狩生 咲
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-165138
特許番号:特許第6472566号
出願日: 2018年09月04日
要約:
【課題】液体等を貯蔵するタンクの液面監視において、貯留されている被収容物の組成比率を、精度よく推定する組成比率推定装置を提供する。 【解決手段】 タンク30内部に貯留される互いに沸点の異なる複数の物質が混合されてなる被収容物の組成比率を推定する組成比率推定装置であって、被収容物は、タンク内部の下方では液体40として貯留され、タンク内部の上方の空間31では複数の物質の一部が気体又は液体として浮遊可能であり、空間に配置される基準物21と、基準物および液体の液面に向かってレーダー波を射出し、基準物および液面に反射されるレーダー波を受信する送受信部10と、空間において気体および液体として浮遊する物質の沸点となる高さを取得する温度計測部62と、送受信部と基準物との間の物理的距離をあらかじめ記憶し、物理的距離および基準物に反射されるレーダー波に基づいて、送受信部と基準物との間の空間の誘電率を算出する誘電率算出部63と、送受信部と基準物との間の空間の誘電率と、沸点の位置と、に基づいて液体の組成比率を導出する組成比率導出部64と、を備える。 【選択図】図2
請求項(抜粋):
【請求項1】 タンク内部に貯留される互いに沸点の異なる複数の物質が混合されてなる被収容物の組成比率を推定する組成比率推定装置であって、 前記被収容物は、前記タンク内部の下方では液体として貯留され、前記タンク内部の上方の空間では前記複数の物質の少なくとも一部が気体又は液体として浮遊可能であり、 前記空間に配置される基準物と、 前記基準物および前記液体の液面に向かってレーダー波を送信し、前記基準物および前記液面に反射されるレーダー波を受信する送受信部と、 前記空間において気体および液体として浮遊する浮遊物質の沸点となる高さを浮遊物質ごとに取得する温度計測部と、 前記送受信部と前記基準物との間の物理的距離をあらかじめ記憶し、前記物理的距離および前記基準物に反射されるレーダー波と、に基づいて、前記送受信部と前記基準物との間の空間の誘電率を算出する誘電率算出部と、 前記送受信部と前記基準物との間の空間の誘電率と、前記沸点の位置と、に基づいて前記液体の組成比率を導出する組成比率導出部と、 を備える、 組成比率推定装置。
IPC (3件):
G01F 25/00 ( 200 6.01) ,  G01F 23/284 ( 200 6.01) ,  G01N 22/00 ( 200 6.01)
FI (3件):
G01F 25/00 A ,  G01F 23/284 ,  G01N 22/00 Y
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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