特許
J-GLOBAL ID:201903018003240389

3成分同時分析装置および3成分同時分析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 速水 進治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-060225
公開番号(公開出願番号):特開2019-174181
出願日: 2018年03月27日
公開日(公表日): 2019年10月10日
要約:
【課題】放射性同位元素を利用することなく1度の分析で、大気ガスに含まれるメタンガス、二酸化炭素および一酸化二窒素からなる3成分を、試料濃度がppbオーダーである場合においても高いS/N比で同時に検出することが可能である3成分同時分析装置、および3成分同時分析方法を提供する。【解決手段】第3のガス流路Cは、二酸化炭素および一酸化二窒素を含むガス相中に含まれる成分の種類に応じて流動遅延を生じさせ、二酸化炭素を含むガス相と、一酸化二窒素を含むガス相を得るために配された、キャピラリーカラム又はステンレスカラムからなる第2のカラム660と、二酸化炭素を検出するための熱伝導度型検出器(TCD)200と、一酸化二窒素を検出するためのパルス放電式光イオン化検出器(PDD)300と、を有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
分析試料である大気ガス中に含まれるメタンガス、二酸化炭素および一酸化二窒素からなる3成分を検出するための3成分同時分析装置であって、 当該3成分同時分析装置は、 第1のガス流路と、 前記第1のガス流路よりも下流側に位置する第2のガス流路および第3のガス流路と、 前記第1のガス流路と前記第2のガス流路との間、および前記第1のガス流路と前記第3のガス流路との間にあって、前記第1のガス流路と前記第2のガス流路とが連通する第1状態と、前記第1のガス流路と前記第3のガス流路とが連通する第2状態とに切り替えるためのスイッチングバルブと、を有し、 前記第1のガス流路は、 キャリアガスを導入するキャリアガス導入部と、 前記分析試料を導入する試料導入部と、 前記キャリアガス導入部および前記試料導入部よりも下流側にあって、前記分析試料中に含まれる成分の種類に応じて流動遅延を生じさせ、前記メタンガスを含む第1のガス相と、前記二酸化炭素および前記一酸化二窒素を含む第2のガス相を得るために配された第1のカラムと、 を有し、 前記第2のガス流路は、 下流端に前記第1のガス相中に含まれる前記メタンガスを検出するための水素炎イオン化型検出器を有し、 前記第3のガス流路は、 前記第2のガス相中に含まれる成分の種類に応じて流動遅延を生じさせ、前記二酸化炭素を含む第3のガス相と、前記一酸化二窒素を含む第4のガス相を得るために配された、キャピラリーカラム又はステンレスカラムからなる第2のカラムと、 前記第2のカラムよりも下流側にあって前記第3のガス相中に含まれる前記二酸化炭素を検出するための熱伝導度型検出器と、 前記熱伝導度型検出器よりも下流側にあって前記第4のガス相中に含まれる前記一酸化二窒素を検出するためのパルス放電式光イオン化検出器と、 を有する、3成分同時分析装置。
IPC (8件):
G01N 30/88 ,  G01N 30/46 ,  G01N 30/26 ,  G01N 30/08 ,  G01N 30/54 ,  G01N 30/68 ,  G01N 30/66 ,  G01N 30/64
FI (11件):
G01N30/88 B ,  G01N30/88 G ,  G01N30/46 A ,  G01N30/26 M ,  G01N30/08 G ,  G01N30/54 F ,  G01N30/26 A ,  G01N30/68 C ,  G01N30/66 ,  G01N30/68 ,  G01N30/64 F
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • パルス放電イオン化化演出器PDD-1

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