特許
J-GLOBAL ID:201903018473216050

引き戸用錠装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-075108
公開番号(公開出願番号):特開2019-183498
出願日: 2018年04月10日
公開日(公表日): 2019年10月24日
要約:
【課題】鎌部材が突出した施錠位置で引き戸を閉めても、それが受け金具に衝突せず、損傷しない、構造簡易で、堅牢な錠装置を提供する。【解決手段】鎌部材6とハンドル7は、錠ケース4に枢軸で枢支され、施錠位置と解錠位置間を回動する。ハンドル7は、その自重で鎌部材6を常時解錠位置側へ回動付勢する。鎌部材6が係脱する受け部材3は、摺動斜面16bを具備する。錠ケース4内の磁石ホルダは、可動磁石を保持して鎌部材6と一体回動する。可動磁石が、錠ケース4に固着されたいずれかの固定磁石に吸着し、鎌部材6を施錠位置又は解錠位置に保持する。鎌部材6が施錠位置にあって引き戸Dが閉じられると、摺動斜面16bに押し上げられ、ハンドル7の自重で解錠位置に回動し、磁石で保持される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
引き戸に固定される錠ケースと、当該錠ケースに枢軸により前記引き戸から突出した下方の施錠位置と前記引き戸の位置側へ引き込まれた上方の解錠位置との間を回動可能に支持される鎌部材と、当該鎌部材を施錠位置と解錠位置との間で回動させるように当該鎌部材と一体回動可能に設けられるハンドルとを具備する錠本体と、 前記引き戸を閉めたときに前記錠本体に対向するように戸枠に固定され、前記ハンドルの操作で回動する前記鎌部材が係脱可能な受け部材とを具備し、 前記錠本体はさらに、前記錠ケース内において可動磁石を保持して前記ハンドル及び前記鎌部材と一体に施錠位置と解錠位置との間を回動する磁石ホルダと、施錠位置と解錠位置において前記可動磁石にそれぞれ吸着して前記鎌部材を施錠位置又は解錠位置に保持するように前記錠ケース内に固着される第1及び第2の固定磁石とを具備し、 前記ハンドルは、前記枢軸を挟んで前記鎌部材と反対側へ延出し、その自重で前記鎌部材を常時解錠位置側へ回動付勢するように設けられ、 前記受け部材は、前記鎌部材が前記引き戸から突出した施錠位置にあって前記引き戸が閉じられるとき、前記鎌部材の先端部が上方へ摺接してこれを解錠方向へ所定角度回動させる摺動斜面を具備し、 前記鎌部材は、前記摺動斜面により所定角度押し上げられると、前記ハンドルの自重により解錠位置まで回動し、前記第2の固定磁石に保持されるように設けられることを特徴とする引き戸用錠装置。
IPC (2件):
E05B 65/08 ,  E05C 3/04
FI (2件):
E05B65/08 G ,  E05C3/04 D
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 引き戸用鎌錠
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-347899   出願人:株式会社日中製作所
  • 引き戸用ロックセット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-053250   出願人:株式会社アルファ

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