特許
J-GLOBAL ID:201903018575268063
発光素子用膜及びそれを用いた発光素子
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人三枝国際特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-191446
特許番号:特許第6545879号
出願日: 2018年10月10日
要約:
【課題】
本発明は、輝度寿命に優れる発光素子の製造に有用な発光素子用膜を提供する。
【解決手段】
本発明は、架橋基を有する架橋体を含む発光素子用膜であって、前記架橋基を有する架橋体が、架橋基を有する架橋材料の架橋体であり、前記発光素子用膜中に含まれる架橋基が0.015mmol/g〜0.05mmol/gである、発光素子用膜、並びに当該発光素子用膜を含む発光素子に関する。
【選択図】なし
請求項(抜粋):
【請求項1】 架橋基を有する架橋体を含む発光素子用膜であって、
前記架橋基を有する架橋体が、架橋基を有する架橋材料の架橋体であり、 前記架橋基を有する架橋材料が、架橋基を有する構成単位を含む高分子化合物であり、且つ、前記架橋基を有する構成単位が、式(Z)で表される構成単位又は式(Z’)で表される構成単位であり、
[式中、nAは0〜5の整数を表し、nは1〜4の整数を表す。nAが複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。Ar3は、芳香族炭化水素基又は複素環基を表し、これらの基は置換基を有していてもよい。LAは、アルキレン基、シクロアルキレン基、アリーレン基、2価の複素環基、-N(R’)-で表される基、酸素原子又は硫黄原子を表し、これらの基は置換基を有していてもよい。R’は、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基又は1価の複素環基を表し、これらの基は置換基を有していてもよい。LAが複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。Xは、架橋基A群から選ばれる架橋基を表す。Xが複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。]
[式中、mAは0〜5の整数を表し、mは1〜4の整数を表し、cは0又は1を表す。mAが複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。Ar5は、芳香族炭化水素基、複素環基、又は、少なくとも1種の芳香族炭化水素基と少なくとも1種の複素環基とが直接結合した基を表し、これらの基は置換基を有していてもよい。Ar4及びAr6は、それぞれ独立に、アリーレン基又は2価の複素環基を表し、これらの基は置換基を有していてもよい。Ar4、Ar5及びAr6はそれぞれ、該基が結合している窒素原子に結合している該基以外の基と、直接結合又は酸素原子もしくは硫黄原子を介して結合して、環を形成していてもよい。KAは、アルキレン基、シクロアルキレン基、アリーレン基、2価の複素環基、-N(R’’)-で表される基、酸素原子又は硫黄原子を表し、これらの基は置換基を有していてもよい。R’’は、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基又は1価の複素環基を表し、これらの基は置換基を有していてもよい。KAが複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。X’は、架橋基A群から選ばれる架橋基、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基又は1価の複素環基を表し、これらの基は置換基を有していてもよい。X’が複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。但し、少なくとも1つのX’は、架橋基A群から選ばれる架橋基である。]
(架橋基A群)
[式中、RXLは、メチレン基、酸素原子、硫黄原子又は-CO-を表し、nXLは、0〜5の整数を表す。RXLが複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。複数存在するnXLは、同一でも異なっていてもよい。*1は結合位置を表す。これらの架橋基は置換基を有していてもよく、該置換基が複数存在する場合、互いに結合して、それぞれが結合する炭素原子とともに環を形成していてもよい。]前記発光素子用膜が、発光層、正孔輸送層及び正孔注入層からなる群より選択される少なくとも1つの層であり、
前記発光素子用膜中に含まれる架橋基が0.015mmol/g〜0.05mmol/gである、発光素子用膜。
IPC (2件):
H01L 51/50 ( 200 6.01)
, C08G 61/12 ( 200 6.01)
FI (3件):
H05B 33/22 D
, H05B 33/14 B
, C08G 61/12
引用特許:
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