特許
J-GLOBAL ID:201903018920874478

全固体電池及び全固体電池の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色国際特許業務法人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-203170
公開番号(公開出願番号):特開2015-069843
特許番号:特許第6491810号
出願日: 2013年09月30日
公開日(公表日): 2015年04月13日
請求項(抜粋):
【請求項1】 正極活物質を含む正極層と、負極活物質を含む負極層とによって、固体電解質からなる固体電解質層を挟みこむ形態に構成されている積層体を有する全固体電池の製造方法であって、 前記正極活物質及び前記負極活物質に、バインダとして少なくともポリビニルアルコールをそれぞれ混合して作製したスラリーをシート状に成型して前記正極層及び前記負極層の材料とし、 前記固体電解質にバインダとして少なくともポリフッ化ビニリデンを混合して作製したスラリーをシート状に成型して前記固体電解質層の材料とし、 前記正極層、前記固体電解質層、及び前記負極層をこの順に積層して脱脂処理、及び焼成処理して前記積層体を作成する工程を含み、 前記正極層及び前記負極層に混合される前記バインダの分解温度は、前記固体電解質層に混合される前記バインダの分解温度よりも高くし、 前記バインダの脱脂処理を450°Cで行い、 前記焼成処理の焼成温度を、前記固体電解質層に混合した前記バインダの分解温度よりも高く、かつ前記正極層及び前記負極層に混合した前記バインダの分解温度よりも低く設定することにより、前記固体電解質層に混合された前記バインダを完全に分解するとともに、前記正極層及び前記負極層に混合された前記バインダを残存させる ことを特徴とする、全固体電池の製造方法。
IPC (3件):
H01M 10/0562 ( 201 0.01) ,  H01M 4/62 ( 200 6.01) ,  H01M 10/058 ( 201 0.01)
FI (3件):
H01M 10/056 ,  H01M 4/62 Z ,  H01M 10/058
引用特許:
審査官引用 (1件)

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