特許
J-GLOBAL ID:201903018985061113
高導電性黒鉛フィルムおよび製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人北青山インターナショナル
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-511639
公開番号(公開出願番号):特表2019-532889
出願日: 2017年07月25日
公開日(公表日): 2019年11月14日
要約:
(a)フミン酸(HA)を炭素前駆体ポリマーおよび液体と混合してスラリーを形成すると共に配向誘起応力場のもとでスラリーを湿潤フィルムに形成してHA分子を固体基材上に整列させる工程と、(b)液体を除去して前駆体ポリマー複合フィルムを形成する工程においてHAが1%〜99%の重量分率を占める工程と、(c)前駆体ポリマー複合フィルムを少なくとも300°Cの炭化温度において炭化させて炭化複合フィルムを得る工程と、(d)炭化複合フィルムを1,500°Cより高い最終黒鉛化温度において熱処理して黒鉛フィルムを得る工程とを含む、黒鉛フィルムを製造するための方法。好ましくは、炭素前駆体ポリマーは、ポリイミド、ポリアミド、ポリオキサジアゾール、ポリベンゾオキサゾール、ポリベンゾビスオキサゾール、ポリチアゾール、ポリベンゾチアゾール、ポリベンゾビスチアゾール、ポリ(p-フェニレンビニレン)、ポリベンゾイミダゾール、ポリベンゾビスイミダゾール、およびそれらの組合せからなる群から選択される。【選択図】図1A
請求項(抜粋):
(a)フミン酸を炭素前駆体ポリマーまたはモノマーおよび液体と混合してスラリーまたは懸濁液を形成すると共に配向誘起応力場のもとで前記スラリーまたは懸濁液を湿潤フィルムに形成して前記フミン酸分子を固体基材上に整列させる工程において、前記炭素前駆体ポリマーが、ポリイミド、ポリアミド、ポリオキサジアゾール、ポリベンゾオキサゾール、ポリベンゾビスオキサゾール、ポリチアゾール、ポリベンゾチアゾール、ポリベンゾビスチアゾール、ポリ(p-フェニレンビニレン)、ポリベンゾイミダゾール、ポリベンゾビスイミダゾール、およびそれらの組合せからなる群から選択される工程と、
(b)前記液体を前記湿潤フィルムから除去して前駆体ポリマー複合フィルムを形成する工程において前記フミン酸が、乾燥された前駆体ポリマー複合物の全重量に基づいて1%〜99%の重量分率を占める工程と、
(c)少なくとも300°Cの炭化温度において、前記前駆体ポリマー複合フィルムを炭化させるか、または前記モノマーを重合させ、次に、前記前駆体ポリマー複合フィルムを炭化させて、炭化複合フィルムを得る工程と、
(d)前記炭化複合フィルムを1,250°Cより高い最終黒鉛化温度において熱処理して黒鉛フィルムを得る工程を含むことを特徴とする、黒鉛フィルムを製造するための方法。
IPC (5件):
C01B 32/205
, H01L 23/373
, H01B 1/04
, H01B 5/14
, H01B 13/00
FI (5件):
C01B32/205
, H01L23/36 M
, H01B1/04
, H01B5/14 Z
, H01B13/00 503Z
Fターム (48件):
4G146AA02
, 4G146AB07
, 4G146AC03B
, 4G146AC11A
, 4G146AC12A
, 4G146AC17A
, 4G146AC20A
, 4G146AC20B
, 4G146AC22A
, 4G146AC23A
, 4G146AC23B
, 4G146AC26A
, 4G146AC26B
, 4G146AD03
, 4G146AD05
, 4G146AD20
, 4G146AD22
, 4G146AD26
, 4G146BA11
, 4G146BA12
, 4G146BA13
, 4G146BA15
, 4G146BA18
, 4G146BA22
, 4G146BA25
, 4G146BA40
, 4G146BB04
, 4G146BB10
, 4G146BC03
, 4G146BC04
, 4G146BC07
, 4G146BC23
, 4G146BC32A
, 4G146BC33A
, 4G146BC33B
, 4G146BC34A
, 4G146BC35A
, 4G146BC35B
, 4G146BC37B
, 4G146CB03
, 5F136FA23
, 5F136FA82
, 5G301BA02
, 5G307GA08
, 5G307GB02
, 5G307GC01
, 5G307GC02
, 5G323AA01
引用特許:
前のページに戻る