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J-GLOBAL ID:202002210357403257   整理番号:20A0189213

神経細胞体におけるリン酸化タウの蓄積につながる微小管集合能チューブリン合成の阻害【JST・京大機械翻訳】

Inhibition of microtubule assembly competent tubulin synthesis leads to accumulation of phosphorylated tau in neuronal cell bodies
著者 (10件):
資料名:
巻: 521  号:ページ: 779-785  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アルツハイマー病(AD)の病理学的特徴である神経原線維性tangleは,過リン酸化タウから成る体性樹状突起状封入体である。微小管損失はADにおける影響ニューロンの共通特徴である。しかしながら,ADの病因において微小管と微小管関連蛋白質の破壊が起こるかどうかは不明のままである。最近の証拠はチューブリンシャペロンをノックダウンすることによるチューブリンの発現低下がタウ神経毒性を引き起こすことを示している。したがって,チューブリンホメオスタシスの破壊はタウ病因の獲得をもたらし,最終的にタウオパシーを引き起こす可能性がある。チューブリン維持の破壊が哺乳類ニューロンにおけるタウ異常を誘導するかどうかを調べるために,チューブリン特異的シャペロンE(TBCE)のmiRNA仲介ノックダウン系を開発した。これはチューブリンのde novo合成に必要な因子である。マウス初代培養ニューロンにおけるTBCEノックダウンは,in vitroで14日目に細胞体におけるチューブリンの増加を誘導した。蓄積されたチューブリンは,微小管にアセチル化されていないか,あるいは組み込まれておらず,機能的に不同時に,タウも神経細胞体に蓄積した。誤局在タウはSer202/Thr205とSer396/Ser404でリン酸化された。これらの結果は,哺乳類ニューロンにおけるTBCEノックダウンが適切に折畳まれたチューブリンの減少だけでなく,哺乳類ニューロンの細胞体におけるリン酸化タウの蓄積を誘導することを示す。これらの知見は,チューブリン生合成および/または微小管を維持するためのホメオスタシス機構の破壊が細胞体におけるタウ蓄積を引き起こす可能性があることを示唆しており,これはタウオパシーにおいて一般的に観察されている。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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細胞生理一般 

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