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J-GLOBAL ID:202002210693570637   整理番号:20A1109433

デュロキセチンは末梢神経障害性疼痛および変形性膝関節症疼痛のラットモデルにおけるびまん性有害抑制制御の障害を改善する【JST・京大機械翻訳】

Duloxetine ameliorates the impairment of diffuse noxious inhibitory control in rat models of peripheral neuropathic pain and knee osteoarthritis pain
著者 (7件):
資料名:
巻: 729  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: W0118A  ISSN: 0304-3940  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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びまん性有害抑制制御(DNIC)は,動物における下行性疼痛調節を反映する現象である。条件付け疼痛変調(CPM)はDNICのヒト対応物であり,いくつかの慢性疼痛条件を有する患者において減少する。デュロキセチンは,糖尿病性神経障害患者におけるCPM障害を改善するセロトニンおよびノルアドレナリン再取り込み阻害剤である。いくつかの研究はCPMに対する異なる薬理作用薬の効果を報告しているが,ヒトとげっ歯類の両方におけるいくつかの鎮痛薬の効果を比較した研究はほとんどない。したがって,ラットにおけるDNICの安定した評価法を確立し,デュロキセチンと他の特異的鎮痛薬が末梢神経障害性疼痛と変形性関節症疼痛のラットモデルにおけるDNIC障害に影響を及ぼすかどうか,2つのタイプの慢性疼痛を確立した。コンディショニング刺激として,カプサイシンをラットの前足に注射した。機械的圧力に応じた足離脱閾値(PWT)を後足で測定した。末梢神経障害性疼痛と変形性関節症疼痛モデルは,それぞれ,部分的坐骨神経結紮(PSNL)と2mgのモノヨード酢酸(MIA)の関節内注射によって開発された。カプサイシン(30~100μg/部位)は,無処置ラットにおいて用量依存的にPWTを増加させた。閾値は30μgで有意に増加し,100μgで最大レベルに達した。カプサイシン注射後のPWTの変化はPSNL処理ラットで有意に減少したが,閾値はデュロキセチン(10mg/kg)の皮下投与により増加した。プレガバリン(10mg/kg)とセレコキシブ(3mg/kg)の経口投与は,PSNL処置ラットにおいてPWTに影響を及ぼさなかった。同様に,MIA注入ラットはカプサイシン注射後のPWTの変化も減少した。I投与ラットにおいて,IはPWTを有意に増加させたが,IIは有意に増加させなかった。これらの結果は,デュロキセチンが慢性疼痛のラットモデルにおいてDNIC障害を直接改善できることを示唆した。デュロキセチンは,内因性,下行,阻害経路に対する機能回復により慢性疼痛を調節するのに有用である可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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神経系疾患の薬物療法  ,  向精神薬の臨床への応用 
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