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J-GLOBAL ID:202002210748246857   整理番号:20A0418639

広葉樹林分におけるタワーヤーダを用いた帯状と点状の間伐作業の生産性とコスト

Productivities and costs of row- and selective-thinning operations using a tower yarder in broad-leaved forest.
著者 (8件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: ROMBUNNO.34.187(J-STAGE)  発行年: 2019年10月31日 
JST資料番号: L3308A  ISSN: 1342-3134  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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広葉樹バイオマスの低コスト供給システムを開発することを目的に,広葉樹林分において帯状と点状の間伐作業の現地調査を実施した。適用した作業システムは,チェーンソーによる伐木,タワーヤーダによるジグザグ滑車を用いたハイリード式集材,グラップルとチェーンソーによる造材(はい積みを含む)である。作業内容の時間分析を行った結果,伐木工程の生産性は,1 人作業で帯状4.7 m3 /時,点状2.6 m3 /時であった。集材工程の生産性は,3 人作業で帯状では2.2 m3 /時,点状では1.5 m3 /時,索の張替作業に要した時間は,帯状では1 線で7.6 人時,点状では2 線で8.2 人時であった。造材工程の生産性は,1 人作業で帯状では3.2 m3 /時,点状では1.7 m3 /時であった。以上から,索の張替作業を含む作業システム全体の労働生産性は,帯状では2.9 m3 /人日,点状では1.5 m3 /人日となった。伐出コストは,帯状では11,355円/m3 ,点状では22,920 円/m3 となり,工場等への運搬費を含めると,帯状では13,955 円/m3 ,点状では25,520 円/m3 となった。また,集材作業を2 人で実施できた場合,帯状間伐の労働生産性および伐出コストが約3 割改善すると試算された。(著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (2件):
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伐木,造材  ,  作業研究 
引用文献 (10件):
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