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J-GLOBAL ID:202002210797480038   整理番号:20A0431063

IL-4受容体αシグナル伝達により調節される炎症性樹状細胞はマウスにおけるLeishmania majorの複製と伝播を制御する【JST・京大機械翻訳】

Inflammatory Dendritic Cells, Regulated by IL-4 Receptor Alpha Signaling, Control Replication, and Dissemination of Leishmania major in Mice
著者 (11件):
資料名:
巻:ページ: 479  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7063A  ISSN: 2235-2988  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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リーシュマニア症はLeishmania寄生虫により引き起こされるベクター媒介疾患である。マクロファージは一次寄生虫宿主細胞であると考えられているが,樹状細胞(DCs)は適応免疫の開始とLeishmania感染の制御において重要な役割を果たしている。したがって,DCを含むCD11c+細胞上のIL-4受容体α(IL-4Rα)発現を損なったCD11c-4Rα-/loxマウスにおける以前の研究は,皮膚リーシュマニア症の間の寄生虫の複製と播種におけるIL-4/IL-13応答性DCsの保護的役割を確認した。しかしながら,DCサブセット/sがこの機能を実行していることは不明であった。これを調べるために,著者らはCD11c-4Rα-/loxおよび対照マウスをL.major GFP+寄生虫で感染させ,フローサイトメトリーにより感染DCsのサブセットを同定した。感染の3日後に,CD11b+DCsとCD103+DCsは,それぞれ,足パッドと排液リンパ節における主要な感染DCサブセットであり,感染後4週間,Ly6C+とLy6C-CD11b+DCsは,リンパ節と足パッドの両方で主に感染したDC集団であった。興味深いことに,Ly6C+CD11b+炎症性単球由来DCsは脾臓において寄生虫を宿主としていたが,Ly6C-CD11b+DCsは寄生しなかった。重要なことに,細胞内寄生はIL-4Rα欠損DCsにおいて有意に高かった。DCエフェクタ機能に関しては,パターン認識受容体(TLR4およびTLR9)の発現の変化は見られなかったが,共刺激マーカーCD80の発現においては,対照と比較して,後期時点でのCD11c-4Rα-/loxマウスではMHCII発現は低かった。興味あることに,Th1応答を低下させたCD11c-4Rα-/loxマウスにおいて,CD11b+DCsはiNOS産生を損ない,DC IL-4Rα発現とNO産生が寄生虫数の制御と播種の予防に重要であることを示唆した。代替活性化マーカーアルギナーゼの発現は,同腹子対照と比較してCD11~creIL-4Rα-/loxマウスのCD11b+DCsにおいて変化しなかったが,RELM-αは上方制御され,IL-4Rα非依存性活性化を示唆した。まとめると,L.major寄生虫は,二次リンパ器官と末梢部位へ移動する「トロイウマ」としての感染に動員された単球由来のLy6C+CD11b+炎症性DCsを使用する可能性があり,DC IL-4Rα発現は感染を制御するために重要である。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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微生物感染の生理と病原性  ,  遺伝子発現 
引用文献 (65件):
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