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J-GLOBAL ID:202002211244236883   整理番号:20A0655376

マトリックス支援レーザ脱離/イオン化飛行時間質量分析のための新規共通使用マトリックスとしての6-ブロモフェルラ酸の特性化【JST・京大機械翻訳】

Characterization of 6-bromoferulic acid as a novel common-use matrix for matrix-assisted laser desorption/ionization time-of-flight mass spectrometry
著者 (10件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: e8636  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0695A  ISSN: 0951-4198  CODEN: RCMSEF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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フェルラ酸(FA)は蛋白質の分析に用いられる標準マトリックスである。本研究では,有効なMALDIマトリックスとして役立つハロゲン化FAの能力を調べた。種々のハロゲン化FAsを合成し,それぞれの特性と性能を標準マトリックスα-シアノ-4-ヒドロキシけい皮酸(CHCA)と2,5-ジヒドロ安息香酸(DHBA)のそれらと比較した。【方法】8つの合成ペプチドをイオン化するための6-ブロモフェルラ酸(6-BFA),フェルラ酸(FA),および8つの他のハロゲン化FA誘導体の能力を調べた。吸収測定,MM2構造最適化及びプロトン親和性(PA)計算も6-BFA及びFAについて行った。脂質,糖鎖,高分子,シアノコバラミン,合成ペプチド,及び2種類の血清蛋白質から生じるトリプシンペプチドに対するマトリックス支援レーザ脱離/イオン化(MALDI)のマトリックスとしてのこれらの化合物の適合性も試験した。【結果】:FAの6-位置は,生成した化合物がシアノコバラミンおよびいくつかのペプチドの容易な検出を可能にしたため,臭素を導入するための最良の部位であることがわかった。6-BFAは,酸性アミノ酸またはプロリンを含む大きなペプチド(3~5kDa)およびペプチドに対して良好な感度を示した。四重極イオントラップ(QIT)システムによるMALDI飛行時間(TOF)質量分析(MS)を用いるとき,6-BFAはタンデム質量分析(MS/MS)分析のための適切なマトリックスであることも示された。結論:MALDIマトリックスとしての6-BFAの特性はDHBAおよびCHCAのそれらと異なった。6-BFAはMALDI-QIT-TOF-MSを用いたde novo配列決定のための有用なマトリックスであると思われる。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物の物理分析  ,  蛋白質・ペプチド一般 

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