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J-GLOBAL ID:202002211370867687   整理番号:20A0715993

二次元磁性体CrI_3における対称性制御による非弾性光散乱の同調【JST・京大機械翻訳】

Tuning inelastic light scattering via symmetry control in the two-dimensional magnet CrI3
著者 (11件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 212-216  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2059A  ISSN: 1748-3387  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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結晶中のスピンと電荷自由度の間の結合は,局所磁気秩序,光変調およびデータ蓄積の高感度検出における応用による磁気光学効果をもたらす。二次元磁石において,これらの効果は,強磁性Kerr効果1,2,強磁性(FM)単分子層からの自発螺旋発光~3,4,および反強磁性(AFM)二分子層における電場誘起Kerr回転~5~7および巨大二次非相反光学効果に現れる。ここでは,原子的に薄い三ヨウ化クロム(CrI_3)における対称性制御による非弾性散乱光の同調を実証した。単分子層において,FM秩序の出現によるA_1gフォノンモードからの異常に大きな磁気光学Raman効果を見出した。直線偏光した非弾性散乱光は,同じ実験条件下で,磁気光学Kerr効果からの回転よりも2桁以上大きい,約40°だけ回転する。CrI_3二分子層において,同じフォノンモードは,逆パリティの二つのモードにDavydov分裂し,反転対称性と基礎となる磁気秩序に依存する発散選択則を示した。奇パリティフォノンモードに対するRaman活性を活性化または抑制し,偶パリティフォノンモードからの散乱光の磁気光学回転により,これらの選択則に対する磁気電気制御を実証した。本研究は,Raman光学選択則を操作し,緊急磁気光学効果とスピンフォノン結合物理を調べるために,二次元磁石によって提供されるユニークな機会を強調した。原子的に薄い三ヨウ化クロムにおける対称性制御により,二次元限界における同調可能な磁気光学Raman効果の観測が可能になった。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer Nature Limited 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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ポラリトン  ,  その他の光伝送素子  ,  トランジスタ  ,  非線形光学 
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