せいめい望遠鏡プロジェクトと技術開発

KURITA Mikio; KURITA Mikio; KINO Masaru; IWAMURO Fumihide; OHTA Kouji; NOGAMI Daisaku; IZUMIURA Hideyuki; YOSHIDA Michitoshi; MATSUBAYASHI Kazuya; KURODA Daisuke; NAKATANI Yoshikazu; YAMAMOTO Kodai; TSUTSUI Hironori; IRIBE Masatsugu; JIKUYA Ichiro; OHTANI Hiroshi; SHIBATA Kazunari; TAKAHASHI Keisuke; TOKORO Hitoshi; MAIHARA Toshinori; NAGATA Tetsuya

文献

J-GLOBAL ID：202002211762211035 整理番号：20A1405924

せいめい望遠鏡プロジェクトと技術開発

The Seimei telescope project and technical developments

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資料名：
巻： 72 号： 3 ページ： 48.1-48.11 発行年： 2020年
JST資料番号： W2414A ISSN： 0004-6264 CODEN： PASJA 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

日本の岡山県の竹林寺山に位置する3.8mの光学式赤外線望遠鏡であるせいめい望遠鏡の概要を示した。せいめいは,主鏡が18個の花弁形状セグメントから成る分割鏡望遠鏡である。薄いセグメント化鏡を支持する望遠鏡管は,仰角軸を与える大きなアークレール内に構造的に組み込まれている。管には,遺伝的アルゴリズムで設計した軽量の相同構造を持っている。1.4トンの光学系を含む望遠鏡管の全重量はわずか8トンである。その軽量さにより,望遠鏡は1分以内に観測可能な空の任意の場所にある天体に向けることができる。望遠鏡は,日本(NAOJ)の国立天文台と協力して京都大学によって運用されている。望遠鏡の時間の半分は京都大学によって使用されている。残りの時間は日本の天文学コミュニティに開放されている。NAOJは,観察提案の取扱いを含む開放使用時間の管理を担当している。望遠鏡は現在,様々な提案に基づいて科学的観察を定期的に実行している。(翻訳著者抄録)

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宇宙線・天体物理観測技術

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