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J-GLOBAL ID：202002212232234996   整理番号：20A0986981

岡山平野の3次元重力基盤構造と1946年昭和南海地震による被害分布

3D gravity basement structure of the Okayama plain, west Japan, and its relation to damage distribution during the 1946, M8.0, Nankai earthquake

著者 (1件)： 西村敬一 (岡山理大 技科研)
資料名： 岡山理科大学技術科学研究所年報  (Bulletin of the Research Institute of Technology, Okayama University of Science)
号： 35  ページ： 45-57  発行年： 2017年02月16日 
JST資料番号： X0975A  ISSN： 1349-4155  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・岡山平野の7978地点で測定した絶対重力値のBouguer異常から岡山平野の三次元基盤構造を推定。
・基盤構造と波線理論から昭和南海地震のS波の地震波焦点効果によるフォーカシング区域とデフォーカシング区域を特定。
・昭和南海地震の全壊家屋はフォーカシング区域に集中していることを明示。

シソーラス用語： プレート間地震 ,  大地震 ,  震災 ,  分布 ,  岡山県 ,  構造 ,  *重力測定 ,  Bouguer異常 ,  *地震波 ,  光線追跡 ,  法則 ,  *効果 ,  *焦点
準シソーラス用語： *1946年南海地震 ,  Snellの法則 ,  *基盤構造 ,  *焦点効果 ,  地震被害 ,  波線追跡法 ,  被害分布

分類 (3件)： 地球内部物理学一般  (DC03010P) ,  測地学  (DC02000X) ,  地震波伝搬  (DC03040W)

引用文献 (18件)：

• 赤松純平・中村佳重郎・西村敬一・駒澤正夫(2007):大阪盆地北東部の脈動による地盤震動特性と重力基盤構造との関係について,京都大学防災研究所年報,第50号B,133-141.
• 地学団体研究会編(1997):『新版 地学事典』,平凡社.
• 駒澤正夫(1998):『物理探査ハンドブック 手法編 第8章 重力探査』,物理探査学会,431-471.
• 駒澤正夫・赤松純平・西村敬一・盛川仁・中村佳重郎(2014):重力基盤構造と地震被害の関係-海外の地震調査(麗江,コジャエリ)の事例-,応用地質技術年報,No33,59-72.
• 小坂春菜(2009):昭和南海地震による岡山平野・沖新田の被害-操南地区震災体験者の証言,岡山理科大学総合情報学部生物地球システム学科平成20年度卒業研究.

タイトルに関連する用語 (7件)： 岡山 ,  平野 ,  3次元 ,  重力 ,  基盤構造 ,  昭和南海地震 ,  被害分布